概要
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/121/20190210/
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-02-01 Fri 17:00+20:00
- 結果 (17:00): 1-2 (内不戦勝1)
- 結果 (20:00): 3-0
休日はあまり参加しないのだが,この日は昼間に秘書検定2級を受験しており,時間の都合が良かったので,17:00と20:00の大会に参加した。
購入
秘書検定の受験会場が御茶ノ水近くの損保会館だったので,秋葉原のカードラッシュ秋葉原2号店で前から欲しかった《護衛募集員/Recruiter of the Guard》と《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を購入した。その他,晴れる屋で商品券200円を使い《パララクスの波/Parallax Wave》を購入した。
購入品は以下の通りだ。
- 1枚0350円: 《パララクスの波/Parallax Wave》
- 1枚2680円: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》日
- 3枚7740円: 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》英
- 1枚0780円: 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》日
- 1枚0680円: 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》英
- 計12230円
知らない人の説明用に,英語と日本語とで最低1枚ずつあったほうがよいと感じたので,値段がちょっと高くなっても日本語のカードも購入した。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》はけっこうな高額カードで,購入を躊躇していた。しかし,間違いなく今後必要になり,値下がりの気配を感じず悩む時間がもったいなかったので,諦めて購入した。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は以前に2枚購入した。しかし,やはりこのカードは強く是非使いたいので,4枚揃えることにした。
カードラッシュはシングルカードを安く売っているお店の一つであり,以前にも《古えの墳墓/Ancient Tomb》の購入で利用した。JR秋葉原駅のすぐ近くに1号店があり,こちらは店内が狭かった。2号店は駅から少し離れたところにあるが,店内が広かったのでこちらで購入した。実店舗だとクレジットカードを使えなかったので,現金で支払った。実店舗だと,送料がかからないので,立ち寄れるなら実店舗で購入,または店舗受け取りがお得だ。
《パララクスの波/Parallax Wave》は《オパール色の輝き/Opalescence》と無限コンボを形成でき,単体でも強いので,今後のために購入した。
デッキ
デッキリスト
デッキ名: 装備リベリオン バージョン: 2.0.0 60 メインボード 24 土地 6 《平地/Plains》 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》 4 《不毛の大地/Wasteland》 4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》 4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》 1 《カラカス/Karakas》 1 《古えの居住地/Ancient Den》 18 クリーチャー 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》 2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》 2 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》 1 《鏡の精体/Mirror Entity》 2 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 18 その他 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 2 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1 《精神石/Mind Stone》 4 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 1 《謙虚/Humility》 1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》 1 《殴打頭蓋/Batterskull》 15 サイドボード 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》 1 《真髄の針/Pithing Needle》 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 1 《未達への旅/Journey to Nowhere》 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》 1 《無のロッド/Null Rod》 1 《弱者の石/Meekstone》 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
コメント
メインボードの変更点は以下の通りだ。
- Out: 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》1
- In: 《精神石/Mind Stone》1
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》は手札に土地が多いときや初手に2枚きたりすると,序盤のマナ加速としていまいちだった。そこで,1枚を《精神石/Mind Stone》に交換した。このカードがいい仕事をしてくれた。
今まで使ったことのないカードを採用したので,デッキのバージョンを1.1.0から2.0.0に上げた。
サイドボードの変更点はない。
試合 (17:00)
第1試合: 不戦勝
第1試合から参加できるように,試験を途中退室して,最速の動きで向かったので,残念だった。
第2試合: ○××赤黒白コントロール
外人だった。《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》や《信仰無き物あさり/Faithless Looting》,《未練ある魂/Lingering Souls》,《名誉回復/Vindicate》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》,《稲妻/Lightning Bolt》などモダンのデッキをベースにした初見のコントロールデッキだった。
各ゲームの詳細は忘れたので,印象に残ったところだけ書く。
2ゲーム目でミスがあった。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で装備品をサーチして,手札1枚の状態でターンを返したのが失敗だった。《コラガンの命令/Kolaghan's Command》で戦場の《殴打頭蓋/Batterskull》と手札の装備品をまとめて処理されてしまった。《コラガンの命令/Kolaghan's Command》をケアするために,手札1枚の状況は避けないといけない。
第3試合: ○××Death & Taxes
1ゲーム目はリベリオンの通常の動きで勝利。
2ゲーム目はこちら3マリガンで,展開に差を付けられて負けた。初手が《真髄の針/Pithing Needle》,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》2枚の状況で相手が1ターン目に《ルーンの母/Mother of Runes》。ここで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使ったのが失敗だったようだ。《霊気の薬瓶/AEther Vial》がないのだから,《真髄の針/Pithing Needle》で《ルーンの母/Mother of Runes》を止めるべきだった。
3ゲーム目は,こちらの痛恨のプレイミスが響いて負けた。手札に《歩行バリスタ/Walking Ballista》があったので,相手の《ルーンの母/Mother of Runes》を放置して,後で除去すればいいかと構えていた。相手の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《殴打頭蓋/Batterskull》をサーチされたので,手なりで《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に唱え,《ルーンの母/Mother of Runes》で防御されてしまった。これが痛すぎた。素直に,《ルーンの母/Mother of Runes》を《歩行バリスタ/Walking Ballista》で除去し,その後に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で除去すべきだった。欲を出したのが失敗だった。
結果 (17:00)
Byeを除くと全敗だった。致命的なプレイミスがあり,勝ちを逃してしまった。特に,Death & Taxesは昔使っていたのもあり,デッキ的にも相性がいい相手だったので,これに負けたのは痛恨の極みだ。反省。
ここで帰っても良かったのだが,せっかくなので20:00にも参加して対戦経験を稼ぐことにした。
試合 (20:00)
第1試合: ○×○赤単プリズン
1ゲーム目は,相手の《三なる宝球/Trinisphere》が噛み合わず,《罠の橋/Ensnaring Bridge》も《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で除去し,リベリオンの通常の動きで勝利。
2ゲーム目は,《罠の橋/Ensnaring Bridge》で防御され,相手の2種類のチャンドラの奥義で負け。
3ゲーム目は,相手のゴブリンをレベルクリーチャーで耐え,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》での除去に成功し,勝利。
赤単プリズンとは2回目の対戦だった。今回の相手は《罠の橋/Ensnaring Bridge》で防御寄りで,2ゲーム目以降も《血染めの月/Blood Moon》を残すなど,こちらとしては戦いやすかった。後は,《熱風の滑空者/Thermal Glider》が強かった。
第2試合: ○×○ゴブリン
1ゲーム目は,レベルクリーチャーを並べて,4-5ターン目に《謙虚/Humility》を貼り,単純なビートダウンに持ち込む。このままだと五分五分でこちらは装備品を待つだけ。途中まで相手は粘るものの,時間を優先して投了。
2ゲーム目も,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《謙虚/Humility》をサーチして,ビートに持ち込むも,《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》で《殴打頭蓋/Batterskull》のトークンなどを除去され,押し負ける。
3ゲーム目は,2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》から《精神石/Mind Stone》と《歩行バリスタ/Walking Ballista》。4ターン目に《歩行バリスタ/Walking Ballista》のカウンターを増やしつつ,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《謙虚/Humility》をサーチして5ターン目に設置。
《謙虚/Humility》設置後を3/3の《歩行バリスタ/Walking Ballista》がビートをかける。途中で,《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》も装備され,このまま押し切った。
この試合は《謙虚/Humility》頼みの試合だった。メインから《謙虚/Humility》を採用していてよかった。赤と黒は古来からエンチャントには触れない色だ。こういうことができるから,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はやはり強い。
3ゲーム目では,相手にライフの間違いを指摘されて,若干言い合いになった。帰宅してから再確認したところ,やはりこちらの主張で問題はなかった。
結果として勝敗に影響はなかった。しかし,無用な争いを避けるために,こちらのライフメモと相手のライフメモが一致していることを常に確認したほうがいいと反省した。
今後は,土地の重ね置き,《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力の複数回使用と共に,相手のライフメモにも気を配る。
第3試合: ○○赤黒白コントロール
17:00の第2試合で対戦した人との再戦だった。リベンジマッチ。
1ゲーム目は,こちら1ターン目《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,2ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》,3ターン目《古えの墳墓/Ancient Tomb》経由《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》2枚のぶんまわりで,そのまま《殴打頭蓋/Batterskull》で勝利。
2ゲーム目は,こちら2マリガンで,初手が《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》,《平地/Plains》,《古えの墳墓/Ancient Tomb》,《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》,《忘却の輪/Oblivion Ring》でいまいちだったので敗北を覚悟。相手2ターン目の《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》を2マナランド経由の《忘却の輪/Oblivion Ring》で除去すると,相手の動きが止まる。その間にうまくこちらもカードを引き込み勝利。
結果 (20:00)
2018-09にMTGに復帰してから初の3-0だった。17時の部でのプレイミスもあり,実質全敗したことに腐らずに粘ってよかった。
やはりだが,2マナランドの《古えの墳墓/Ancient Tomb》が強い。これのおかげで,通常なら致命的になる相手の動きにぎりぎり間に合って対応できている (例: 2試合目3ゲーム目の《謙虚/Humility》,3試合目2ゲーム目の2ターン目の《忘却の輪/Oblivion Ring》)。また,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の連打もやはり強い。序盤にマナ加速して,強いカードを叩きつけるのが安定している。
しかし,今回の勝利はコンボや環境トップメタの奇跡,グリクシス・コントロール,エルドラージにあたらなかったのも大きい。例えば,スニークショーに今のデッキで勝てるとは思えない。相手に干渉する方法が,《虚空の杯/Chalice of the Void》しかないのが弱いところだろう。これが今の装備リベリオンの限界だ。
そこで,いったん装備リベリオンを辞めて,今回購入した《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を使った新しいデッキを作ることにする。
リベリオンはタイムラグがあり,単体のカードパワーも弱く,デッキ内のスロットも大きく取られる。そのため,特にコンボへ対応しきれない。
リクルーターの代わりに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を使うことで,柔軟なゲーム展開ができる。単純に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》をサーチして連打するだけでも十分強い。
そして,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》だ。戦場に出た瞬間相手の手札の一番強いカードを追放でき,さらに本体も《稲妻/Lightning Bolt》で除去されず,フィニッシャーとなりうる。こちらがコンボを使うにしても,安全確認にできる。《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》よりも,2マナランドやマナ加速で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を使ったほうが強いのではないかとも考えている。
1.2万円と高額カードを購入したので,装備リベリオンを上回る新デッキを構築し,これらを使い込んでいきたい。
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