#mtgjp 購入報告 | たった1マナのあるゆるカードへのサーチカード

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2019-04-07 Sunにラクマで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を680円で購入した。

大会で対戦していると,意外と《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を知らない人に出くわすので,テキストを以下に掲載する。

Enlightened Tutor / 悟りの教示者 (白) インスタント あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開する。あなたのライブラリーを切り直す。その後そのカードをその一番上に置く。 引用: 悟りの教示者/Enlightened Tutor – MTG Wiki

たったの1マナでライブラリーからあらゆるアーティファクトかエンチャントをサーチできる。教示者サイクルでは《俗世の教示者/Worldly Tutor》と合わせて,レガシーフォーマットで禁止を受けていない貴重な教示者だ。

サーチカードはカードプールが広くなるほど,強力なカードが存在すればするほど,相対的に重要性を増してくる。

特に,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》はアーティファクトとエンチャントの両方をサーチでき,サーチ対象が広範に渡る。そして,《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》を経由すれば,デッキ内の全カードにアクセス可能となる。つまり,たった1マナであらゆるカードへのサーチが可能となる。

《三つの願いの指輪/Ring of Three Wishes》は極端だとしても,現実的なところで《探検の地図/Expedition Map》をサーチすることで,あらゆる土地へアクセス可能だ。

コンボデッキではコンボの成立が勝敗を分ける。したがって,手札の量よりも質が重要だ。これは自分がコンボデッキを使うときだけでなく,コンボデッキを相手にするときにもいえる。対策カードを何枚引けるか,これがサイド後の戦いを左右する。

そういう意味で,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》は非常に強力なカードだ。2012年頃までプレイしていた際は3枚までしか持っていなかった。教示者はライブラリーの一番上に積み込むだけなので,手札の枚数は減ってしまっている。アドバンテージ面を考えると,さすがに4枚は不要ではないかと考えていたからだ。

しかし,現在使っている厳粛∞はコンボデッキであり,キーカードである《厳粛/Solemnity》及び《暗黒の深部/Dark Depths》をサーチできる《探検の地図/Expedition Map》へのアクセスが極めて重要となる。勝敗を分け,初手のキープ基準にも関わる重要事項だ。そのため,4枚目が必要と判断し,追加の購入を決めた。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》のサーチ対象は以下のカードが多い。

  • 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
  • 《謙虚/Humility》
  • 《虚空の杯/Chalice of the Void》
  • 《探検の地図/Expedition Map》
  • 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
  • 《古えの居住地/Ancient Den》
  • 《忘却の輪/Oblivion Ring》

特に,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》,《謙虚/Humility》,《虚空の杯/Chalice of the Void》の決定力が大きい。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は《不毛の大地/Wasteland》と組み合わさると相手の土地をロックでき,それだけで勝利に直結する。そうでなくても,フェッチランドで土地を伸ばしたり,《地平線の梢/Horizon Canopy》や《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などを使い回すだけでも,アドバンテージを稼げて強い。こうなると,単純に3マナで設置後,毎ターン1ドローしているに等しい。

《謙虚/Humility》は相手のフィニッシャーを無効化し,数の戦いに持ち込むことができる。リアニメイトやエルフ,スニークショー,《暗黒の深部/Dark Depths》など,フィニッシャーをクリーチャーに頼るデッキは想像以上に多い。それらをたった1枚で永続的に封じ込めるこのカードはやはり強い。

《虚空の杯/Chalice of the Void》はサイド後は対策カードで破壊されることも多い。しかし,特にメインでは相手の意表を付くことができ,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と同様に,これだけで相手は何もできず,そのまま勝利に直結することがある。

《探検の地図/Expedition Map》はデッキ内の任意の土地にアクセスできる。土地の中にも強力なものが多い。《イス卿の迷路/Maze of Ith》や《カラカス/Karakas》,《不毛の大地/Wasteland》,《埋没した廃墟/Buried Ruin》,《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》などだ。《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と組み合わさると強力さが増す。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の存在が白を使う理由の一つに十分になり得る。今となっては,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》なしの白単,白ウィニーの構築を考えにくい。もちろん,アドバンテージを失うので,通常のビートダウンでは枚数の調整は必要だろう。

《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるため,新しいカードセットが登場する度に,白のエンチャント,アーティファクト,土地の検討は重要であり,新カードの楽しみが増える。

今後も《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を長く使い込んでいきたい。

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