このサイトは妹尾 賢 (別名: せのお,senooken) により運営されている。ここでは運営者のプロフィールを紹介する。
略歴
1989-04-24生まれ。大阪府高槻市で学生時代を過ごし,大学院の卒業後,就職 (2014年) と共に上京する。その後,異動で大阪の十戒に戻るも1年後に転職し再度上京し,引っ越しを繰り返しながら,現在は東京都中野区に住んでいる。
仕事はIT技術者をやっている。2019年10月からフリーランスとなる。今後のために2020年01月からは仕事を辞め,質の高い仕事を探しながら,自宅で勉強している。
SNS
このサイトの他にいくつか個人サイトを運営しており,「senooken.jp」がその本体となる。こちらのサイトはsenooken.jpで投稿していた内容を分離してできたサイトとなる。
他のMTGプレイヤーとの交流に,DairyNote (えた〜なるほわいとまじっく) にも同じ内容を投稿している。
SNSとして,Twitterの他に自分で運営しているGNU socialも使っている。ただし,こちらは日常のできごとが多く,MTGの内容は大会参加時や購入時しかない。
何か運営者の妹尾 賢に連絡が必要な場合,上記のSNSや投稿のコメント欄,その他に問い合わせページの「Contact」から受け付ける。
邂逅
Magic: The Gathering (MTG) を始めたのは中学1年生のとき (2002年) だ。それ以前の小学生の頃から遊戯王やポケモンカードを遊んでいた。中学の友達がMTGをやっており,それにつられて始めた。
第7版やオデッセイブロックの発売時期だった。初めて買ったブースターパックはオンスロートで《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》が当たったことを覚えている。
テレビゲームや遊戯王と同じ遊びの一つでローテーションをまわす感じで仲間内で遊んでいた。大会にはでていなかったので,統率者戦の統率者カードと1枚制限がないような感じで,3-4人集まって対戦したりしていた。途中で遊戯王が抜けて,だいたい高校2年生くらいまでそれが続いていた。
2008年に大学生になってから,徐々に大会を意識しだした。学生時代は大阪府高槻市に住んでおり,夏頃に初めて地元のProjectCore高槻店というカードショップのレガシー大会に参加した。
2002年頃から延長できており,昔のカードもいろいろ使っていたので,参加大会は必然的にほとんどのカードセットが使用可能なレガシーフォーマットだった。
当時は半数以上が友人というほぼ身内大会だった。そこから徐々に活動を広げ,大阪なんばのBigMagic日本橋店やアメニティードリームなどの大会に参加するようになった。
友人の話でDiaryNoteというブログサイトでMTGの情報交換がなされているのをきき,2010-06-12からDiaryNoteで記録を付けだした (Webサイトの遍歴はAboutも参照)。その後,大学院1回生の夏 (2011年8月) の大会を最後にMTGを休止する。研究活動や就職活動が忙しくなり,やる暇がなくなって気付いたらやっていなかった。
就職して6年経った2018年9月に,近所の新宿でMTG25周年記念展示会があることをインターネット上で知る。懐かしく思い,家の近くのこともあり来場したところ,MTG熱が再燃する。実は丁度その前後にSekappyという社員全員がMTGプレイヤーという会社を知り,話を聞きに行ったことも影響があった。
そこからMTGを再開して今に至る。だいたい月に1-2回晴れる屋トーナメントセンターの大会に参加し,同じく月に1-2回通販などでカードを購入している。
中学時代に一緒にやっていた仲間は合計6人だった。そこから高校生のときに1人,大学生のときに3人と抜けていき,最終的には僕と小学生時代からの友達のもう一人だけが続けていた。
その友人は今でもMTGのプレイヤーであり,2018年9月の復帰後からお正月への実家の帰省時に年1回あって対戦している。社会人になってから友達なんていなくなってしまったが,まさかMTGとその友達が続くとは思わなかった。
方針
レガシーフォーマットだけをやっており,大会では白単だけを使っている。
白単 (白ウィニー) を使い始めた最初のきっかけは,ネットでデッキリストを眺めていて発見したところからだ。かなりシンプルでわかりやすいと感じたのが第一印象だった。その後,興味本位でオンスロートの兵士や騎士などを使った白ウィニーもどきのデッキで遊んでいた。
一番のきっかけはある日第8版のパックを購入したところ,《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》があたったことだ。当時は一枚700円近くの値段の高額レアの部類だった。そのため,これが当たったときに天啓が下ったと勝手に受け取り,以後《十字軍/Crusade》など集め,本格的に白ウィニーを使い始めた。
戦績
今までで一番良かった成績は白ウィニーで参加した「日本レガシー選手権2011第9位」だ。このときの大会報告は「僕のレガシー日本選手権」に記している。
それ以外では,2010年頃にBigMagicなんば店の30人程度の大会で優勝1回,上位入賞2-3回程度だ。
2018年の復帰後は晴れる屋トーナメントセンターでかろうじてリベリオンで3-0を1回する程度だ。
復帰後の戦績はあまりよくなく,大会の底辺でもがいている。
目標
復帰後3-0を果たすことはできたので,次は4-1や5-0を目指している。しかし,度重なる禁止改定やロンドン・マリガン導入後に環境が激変したため,当分は再び3-0を果たすことが目標となる。
その他に,2020年中にレガシーの他のもう一つのエターナル構築であるヴィンテージへの参戦を目指し,カードを収集している。
デッキ
使用デッキは白単を一貫して使い続けている。具体的には以下のアーキタイプを使っている。
- Death & Taxes
- キスキン
- 殿堂白単
- リベリオン
- エルドラージ・ホワイト
代表的なデッキリストを掲載する。
Death & Taxes
復帰前に愛用しており数多くの勝利をもたらしてくれたデッキだ。
2010-04-03に開催されたBig Magic Cup Legacy 参加者50名程度で2位に入賞したときのデッキだ。
今であればDeath & Taxesといえば《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》だが,当時はまだイニストラードが発売されておらず,それなしのデッキだった。当時は《神秘の教示者/Mystical Tutor》の禁止前で,ANTが猛威を奮っていた時期だったため,サイドボードにANT対策が多めに取られている。
《時代寄生機/Epochrasite》を採用しているところがオリジナリティの高いところで,ビートよりの構成になっている。
なお,個人的にはDeath & Taxesはあまり好んでおらず,2011年頃から復帰後もめっきり使わなくなった。
キスキン
かつての白ウィニーの王道デッキでもあったキスキンデッキだ。シンプルで優良クリーチャーを並べて《清浄の名誉/Honor of the Pure》で強化して攻撃する,古き良き白ウィニーだ。
こちらのデッキも復帰前に愛用していた。
殿堂白単
自分史上最高の成績を達成したのがこちらの殿堂白単だ。厳密には殿堂白単とは異なるのだが,適切なアーキタイプ名が思い浮かばず,殿堂白単を参考にした部分があるので便宜上そう呼んでいる。
好まないDeath & Taxesの使用を辞めてから自分なりにデッキを強化していったのがこのデッキだった。
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》と《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》でコンボを牽制し,《運命の大立者/Figure of Destiny》,《闘争の学び手/Student of Warfare》,《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》などの軽量優良クリーチャーを並べて攻め立てる。
当時は《自然の秩序/Natural Order》が流行っていたのもあり,アグレッシブサイドボードとして,サイドボードに《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》を4枚採用している。これがうまく機能して,200人超えの大会で6-2で9位の成績を収めた。
復帰前に最後に使っていたのもこちらのデッキだったので復帰後も使ってみたが,6年のブランクはやはり大きく,全く歯が立たなかった。
リベリオン
2018年9月の復帰後から使い始めて初めて3-0を達成したのがリベリオンだ。
《埋没した廃墟/Buried Ruin》による《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や破壊された装備品の回収,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》による《不毛の大地/Wasteland》ハメ,ぐだったときの《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》と懐かしいカードも多く採用されている。
中長期戦を戦える構成になっている。殿堂白単を使って休止する直前では,これ以上デッキの完成度を高める方法がないのでは?と思っていたのだが,全然そんなことはなかった。当時のカードプールでもこのデッキは組めた。MTGの奥深さを感じるデッキだった。
エルドラージ・ホワイト
最後にこのページの作成時の2020-03-19 Thu時点で使っているのがエルドラージ・ホワイトだ。
復帰後,エルドラージデッキの《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が強いなと思っており,これを使った白ウィニーとなる。
《虚空の杯/Chalice of the Void》,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》,《魂の洞窟/Cavern of Souls》,《爆発域/Blast Zone》とコンボやクロック・パーミッションに有効なカードを搭載しており,現在のメタゲームの主要どころに有効な構成となっている。
特に,《魂の洞窟/Cavern of Souls》が重要で,このカードのおかげでクロック・パーミッションとの相性が改善した。