11/13(日)BCL
午前中、関西大学で元総務大臣の竹中平蔵氏の無料公演を聴講しました。1時間ほどの講演でしたがあっという間に過ぎて勉強になりました。その後、予告はしませんでしたが、4月に参加して以来のBCLに参加してきました。デッキは以前使っていたデッキを微調整したもの。具体的には《清浄の名誉》2→《石鍛冶の神秘家》1、《エイヴンの思考検閲者》1にしました。
ではまずは結果から。3勝2敗で12/34でした。
今回の大会では自分のプレイスキルの無さを思い知らされました…。ただそのおかげでまた一つ勉強にもなりました。前回同様今回もデッキリストは秘密に載せておきます。
では以下詳細です。
1回戦 ドラゴンストンピィby大人っぽい人 ○ ○
1. 1ターン目に《虚空の杯》X=1で置かれてその後《煮えたぎる歌》からミラディンの傷跡の《カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix》が出てきて焦る。しかし《石鍛冶の神秘家》から《火と氷の剣》を持ってきて《エイヴンの思考検閲者》に装備して耐える。その後は、《幽体の行列》や《鞭縄使い》で相手の後続の《ラクドスの地獄ドラゴン》とかを牽制しつつ装備を移し替えつつ殴ってクリア。
2. 1戦目と同じような流れになるもまたしても石鍛冶から火と氷の剣をもってきて最後には《セラの報復者》に装備してフィニッシュでした。
1.で《虚空の杯》があるにも関わらず、《ルーンの母》を出すなど結果には影響しなかったもののミスをしました。この試合では火と氷の剣だけで勝ったようなものでなんか別に使用者の能力とか関係なしでした。それだけに少し罪悪感を感じたり…。
2回戦 黒緑白サバイバルby以前対戦したBM常連の方 ○ × ×
1. 1ターン目《運命の大立て者》、相手は《極楽鳥》、2ターン目もアタックして《運命の大立て者》をさらに展開、相手は《聖遺の騎士》この時点で墓地に土地はなし。3ターン目大立て者2体でアタックすると、なんと騎士が大立て者をブロック。ちょっと不審に思うが、このまま相打ちにする。母を出してエンドする。その後、相手石鍛冶から《光と影の剣》を持ってきて、相打ちにした理由を把握。その後装備品のついた鳥で殴られるも《闘争の学び手》、《幽体の行列》を展開。墓地から回収された騎士など展開されて辛くなるも、ここで相手が学び手の効果をよく把握していなかったため、再び鳥でアタック。その返しで、こちらは母でプロテクション白をかけてからレベル7で4/4二段攻撃にした学び手と行列トークンでアタックしてなんとか11点を削りきりました。危なかった…。サイコロで効果が見えなかったようだったので、ちょっと配慮が足りなかったと反省。
2.サイドから墓地対策で《大祖始の遺産》3ととりあえず《真髄の針》3を投入。相手フェッチランドから、鳥。初手に遺産があったのでとりあえず遺産を出して相手の墓地を取り除く。その後細かいことは忘れましたが、途中《破滅的な行為》で遺産毎流される。再度行列で展開するも、今度は《仕組まれた疫病》でやられる。最終的に、《適者生存》で相手に展開され負け。
3.《極楽鳥》を剣鋤、《適者生存》をうまく《真髄の針》で止めさらに、騎士も《忘却の輪》でどかし、大立て者が殴る。これはいけると思い、母と学び手を同時に出したのが悪かった…。相手疫病指定人間で両方やられる。途中、《タルモゴイフ》がでてこちらも遺産を出してサイズを下げつつ大立て者で殴る。しかし、時間を稼がれ、《破滅的な行為》が出る。相手はマナが無かったようで遺産を起動して、針か輪を探すも引いたのは学び手と行列。X=3で輪と疫病ごと流されると思い、また展開すればいいと思いアタック。ここでタルモゴイフがチャンプブロック。返しでなんどX=1で起動され、大立て者と針が飛ばされる。その後、《適者生存》と相手の石鍛冶がもってきた《梅澤の十手》が出てきてまけました。残りライフを1まで追いつめていけると思ったのが駄目でした。
今回の対戦で、ミスが響きました。2戦目で疫病が見えていたのだから、それに注意して、学び手を出してすぐレベルを上げるべきでした…あとは墓地対策の出すタイミング。この手の多色を相手にする場合は、サイドから全体除去が入ってくるので、出すなら暇な時か、相手の墓地依存カードが出てからにすべきでした。先に出すとまとめて流されてから、展開されるので駄目ですね…。
あと終わってから他の卓をみると《適者生存》を使ったデッキが多かったのでエンチャント対策をするのもありだと思いました。エイヴン引きたかった…
3回戦 ANTby帽子をかぶったBM常連の人 × ○ ○
1.メインは茶番♪。このときにしっかりとサイド後針で止める対象の、《汚染された三角州》と《師範の占い独楽》を確認。
2.サイドから《茨の騎士ティヴァダール》以外を投入。1マリガンご、針、遺産、大立て者、アメジスト、平地、エーテル宣誓というハンドで土地を引けばいける手札。1ターン目針で指定三角州、返しで、ハンデスでアメジストを落とされる。土地は引けなかったので、 大立て者を展開。相手は独楽でトップをみるがいまいちなようす。返しでまた土地を引けなかったのですぐに針で独楽を止める。次のターンようやく土地をひきエーテル宣誓を展開するもきれいに《死の印》で除去される。その後は遺産を出してアタックすると相手は土地が伸びていたので普通に《むかつき》スタート。遺産がきいていて《不正利得》につなげれないのが響いて、アド死でなんとか勝つ。
3.今度は《悟りの教示者》と《ルーンの光輪》ハンドをキープ。相手初動ハンデスでちょっと迷うが光輪を落とすことに。こちらは教示者からアメジストを持ってきて設置に成功する。その後大立て者とか遺産展開して殴っていく。途中石鍛冶で火と氷をもってくると、《死の印》で石鍛冶がやられて出せなくなる。そのまま殴り4/4にして手札のエイヴンを出す。すると相手はしぶしぶ《暗黒の儀式》2から《苦悶の触手》で6点ドレインする。しかしそのまま殴って勝てました。
手札に《冥府の教示者》が2枚あったので本来ならもっとストームを稼がれていましたが、エイヴンのおかげでうまくいきました。
試合後ハンデスで、光輪を落とした理由を尋ねるとハンドアドバンテージとテンポの観点から選択したようです。墓地対策が思いのほか効いたのは新しい発見でした。赤が入っていなかったのでどうやら不正利得でストーム稼ぐのも大きな柱のようです。
4回戦 マーフォークby眼鏡をかけた大きな人 × ×
1.初手が母、学び手、大立て者、鞭縄使いと土地。となかなかよいビートハンドをキープ。先手でしたので母から入って2ターン目に学び手を出したとこと相手が《Force of Will》を《銀エラの達人》を切って消してきました。気にせず、大立て者を出すとこれは《目くらまし》を受けました。この時点でマーフォークと判断して母でアタックに行くべきでしたが、なにか恐れてアタックにいかず。これが後々響くことに。その後、相手は《霊気の薬瓶》を出して、くる。こちらは鞭縄使いを出してここで母でアタックに行く。次のターン《変わり谷》を出して《行き詰まり》、こちらは2体でアタック後、《セラの報復者》を展開。細かいことは忘れましたが、その後ロードが大量に出てきて追いつめられる。最終的に《メロウの騎兵》2、《珊瑚兜の司令官》1、《アトランティスの王》という場ができる。さらに追加で珊瑚兜がでてきて、すぐにレベル4まで上がる。攻撃してきてこちら残りライフ6相手は残り9。最後のドローが石鍛冶だったので《火と氷の剣》を持ってきて報復者に装備するもフルアタックしても1点足りなくて負け。
でしたが、終わってから実は母でプロテクション青を鞭縄に付加して殴れば足りるのではと気づく。ほんとは《変わり谷》があったから無理なのかも知れないけれど、どちらにしてもダメージ計算がうまくできていなくて失敗しました。
2.とりあえず《エイヴンの思考検閲者》3→《真髄の針》3にして挑む。針では珊瑚兜、変わり谷、薬瓶を止めるつもりで。初手が大立て者2針1輪1行列1土地2みたいだったのでキープ。普通に大立て者ビートで決めようとするも。なんと相手は針で大立て者を指定。途中輪で針をどかすも再度針で指定される。この時点で予想外でだいぶ焦る。こちらも途中で針指定変わり谷とするも、途中で皮肉にももう一枚大立て者を引きますます悪くなる。
とりあえず、大立て者と母を出しターン終える。返しで十手を場に出してきたので行列を出して相打ちを狙うことにする。相手が装備して《アトランティスの王》でアタックしてきた。ここで相手が不自然に2マナ立てていて、さらにマーフォークの君主がいるにもかかわらず能力を使ってこなかったので、不審に思うもわからなかったのでとりあえず、行列トークン2体と大立て者でブロックしてトークンにプロテクション青を付けると、そこで、《残響する真実》!!トークンが全滅した挙句、大立て者も一体やられ、十手にカウンターがのる最悪の事態に。
その後剣鋤を引いたのでとりあえず母を犠牲にしつつも装備のついているやつを相手のアタックで除去。ここでまたしても致命的なミスをする。
クリーチャーを展開して相打ちにして相手の生物をとりあえず減らすことに専念すべきだったのになぜかここで大立て者2体でアタックにいってしまう。その後は十手のついた生物が止まらず動揺して次のターン《セラの報復者》を出してみんなでブロックすれば相打ちとれると勘違いし、見事に1点足りなくて全滅するなど、パニックになっていた。そのまま負けました。
相手は手札があるにも関わらず、あまり生物とかいなかったのかもしれないので、ミスが惜しまれる…なんかマツバガニさんとの対戦以来マーフォークとの対戦がトラウマになっているかも…。いくらよいデッキを作っても中の人が駄目だと、不思議のダンジョンみたく勝てる試合も勝てませんね…火と氷みたくカードパワーに頼らないと。今回の相手は呪い捕らえは入っていなかったのかも…
疲れたので以下簡易
5回戦 ジャンドby眼鏡の人 × ○ ○
1.前回の試合で意気消沈したまま突入。《賛美されし天使》2の重いハンドをキープして、表に返すころにはタルモとかで回復量が追いつかなくて負けました。
2.火と氷で勝ち
3.延長までいくもまたしても火と氷のついた報復者で勝ち。
やはり賛美天使は重くて扱いが難しいです…。他のカードに代えるべきなのかな…。
試合が終わってから少しお買いもの。BMで前から気になっていた《弱者の報復》200を2枚と前から探していた《手甲》50を1枚購入しました。やはり聖遺の騎士とかデカブツは基本的に無理なので《弱者の報復》は扱いが難しそうだけど一発逆転の可能性を秘めていて魅力的に感じます。
その後、イエローサブマリンで《茨の騎士ティヴァダール》122を1枚購入しました。こちらはなんとなく3枚目を持っていたかったのと、英語版しかなかったので、知らない人に説明するように日本版も欲しいなと思い買いました。
本当は《適者生存》や《行き詰まり》用に《サルタリーの幻想家》も買いたかったけれど、品切れなので断念しました。
お店を回っていたらアメニティで《レオニンの裁き人》が250で置いてありました。これってさすがに石鍛冶のときみたく底値かな。今のところ使う予定はないけれど、買ってもよかったかもしれない。
今回の大会ではエンチャントやアーティファクトを良く見かけたので、メインから《忘却の輪》の他に《コーの奉納者》や《サルタリーの幻想家》を投入するのもありだと思いました。また全体除去に耐性のある《台所の嫌がらせ屋》や《安息無き亡霊》といった頑強持ちカードを採用するのもありだなと感じました。スペースは残念だけど賛美天使かな…orz
■ 今回のまとめ
・ダメージの計算をしっかりする。
・コントロール相手の《聖遺の騎士》用に墓地対策するならば、全体除去に巻き込まれないように手が空いたときか騎士が出た返しに出す。
・《仕組まれた疫病》がみえたら注意する。
・《梅澤の十手》が出たら、諦めずに相手の生物を減らすように戦闘で心がける。
・マーフォーク相手は《もみ消し》、《呪文詰まりのスプライト》に続き《残響する真実》にも注意する。
5回戦だとレポートするのも時間かかるので3回戦くらいが丁度よいですね。勝った試合は手短にするとかして工夫しないと時間がもったいないですね(苦笑)。
今回は以上です。
土地 23
平地 22
トロウケアの敷石 1
クリーチャー 28
ルーンの母 4
運命の大立て者 4
闘争の学び手 4
セラの報復者 2
鞭縄使い 2
石鍛冶の神秘家 3
賛美されし天使 2
幽体の行列 4
エイヴンの思考検閲者 3
スペル 9
剣を鋤に 4
忘却の輪 3
梅澤の十手 1
火と氷の剣 1
サイドボード 15
大祖始の遺産 3
悟りの教示者 2
アメジストのとげ 2
エーテル宣誓会の法学者 2
真髄の針 3
茨の騎士ティヴァダール 2
ルーンの光輪 1
コメント
たま たま2010年11月14日22:00
ダメージ計算難しいですよね~
自分もすごい時間かかってしまって間違う事ありますわぁ。
マーフォーク戦は残響する真実がどうしようもない感じでしたね
さすがにトークン全滅は厳しそう。
弱者の報復とは良い買い物w
すごい難しそうですが面白そうなカードで惹かれますよねw
イエネコ イエネコ2010年11月14日22:19
コメントありがとうございます。
結局いつも最後はでかくなった《聖遺の騎士》や《タルモゴイフ》で負けていて、この間のたまさんの記事をみて存在を知って注目していました。
今回も例によってデカブツにやられたのと、一番はロードが大量に並んで6/6くらいになったマーフォーク達を一掃してやりたいと夢みて購入を決定しました。しかし買ったはいいものの、メインかサイドでどうスペースを見つけるかが問題なんですが(笑)。
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