市長の塔と石鍛冶が通ったときの話
本日は友人と約二週間ぶりにMTGして遊んだ。
相手のデッキは青白黒石鍛冶ジェイスデッキ。
黒が入っていて,《呪文嵌め/Spell Snare》,《呪文貫き/Spell Pierce》の代わりにハンデスが入っているよう。
それとほしかった《市長の塔/Tower of the Magistrate》を二枚譲ってもらった。
中国語版で一枚700円なので合計1400円でした。
いまのデッキはこちら
24 土地
12 《平地/Plains》
1 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
1 《Karakas》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
2 《市長の塔/Tower of the Magistrate》
26 生物
3 《闘争の学び手/Student of Warfare》
4 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3 スレイベンの守護者、サリア
2 《セラの報復者/Serra Avenger》
3 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
2 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
2 《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
10 呪文
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1 《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》
15 サイドボード
3 《虚空の杯/Chalice of the Void》
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
サイドプラン
out
青緑剣1,学び手1,母2,剣鍬2,ミラクル2
in
火氷剣1,ペス2,杯3,輪2
【青白黒と対戦した感想メモ】
・ およそ5分5分でいい勝負ができた。
・ 1T目にハンデスされて3T目以降に瞬唱→ハンデスFBされなかったらおそらく瞬唱をもっていない,もっているならこちらの厄介なカードを落としてくるはずだ
・ ゲーム中後半で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が打ち消されずに通ったとき,そのターン中にもってきた装備品を唱えても問題ない。
- なぜならば,石鍛冶を打ち消せる状況なら打ち消しているはずだから。石鍛冶が通れば能力で場に出されるため打ち消すタイミングがない。
- 但し,《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》を構えている可能性があるので,これらを使っているか注意深く観察しよう。後は爆薬で巻き込まれることもありえる。
- 序盤であれば,お互いの石鍛冶で相殺したり,他の《名誉回復/Vindicate》,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》などの除去でカバーするためあえて打ち消さない場合も考えられる。
今までなんとなく恐くて1T待って石鍛冶の起動で出して他の生物に付けるということをやっていて速度が遅かった。速度も大事なのでこれからはゲーム中後半以降に石鍛冶が通ったらすぐに装備品を出そう。市長の塔が入って色マナが若干きついときがあるので,無色マナだけで装備品を唱えることが重要な場面もある。
・ 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》の安心感が半端ない。こいつが通れば対処されるのはジェイスとヴェンデ+殴打,瞬唱+殴打くらい。あとは爆薬に注意。
- この相手だと《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》の必要性があまり感じられない。未練ある魂を打たれたときは《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》よりかは役に立つのだけれど…。しかし,石鍛冶系以外には騎兵よりミラクルの方が戦闘力が高いからね…
・ 《市長の塔/Tower of the Magistrate》はやはりよかった。これのおかげで勝てたことはなかったけど,殴打頭蓋で追い詰められている場面で延命できたり,相手に十手を出されていてもこれがあるおかげで,《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で十手を指定しなくても問題なく,横のジェイスや独楽を指定できる。
- 相手の《不毛の大地/Wasteland》には注意。しかし注意しすぎて手札に抱えて,いきなりの十手に対応できないはよくないと思う(実際にあった)。相手のデッキの不毛の枚数を考慮してできるだけ先置きしてけん制しよう。
・ 石鍛冶同士で十手をお互いに持ってきて相手がマナがあるのに十手を出さなかったら,解呪や爆薬を構えてこちらの十手を破壊しようとしているよ!
・ 相手の石鍛冶が十手ではなく殴打頭蓋をサーチしたらおそらく既に十手を一枚持っているとみていい。
・ 《虚空の杯/Chalice of the Void》と一マナカードは魂の洞窟を使えば,生物については共存できそうだ。
- 但し,色マナがきついのでミシュラと交換にしたり,学び手・大立者は採用を控える必要がありそう。
- 現状はそこまでの必要は感じないので保留。
・ 3マナ生物でなにか打点の高い子(4点以上)がいたら,ミラクルと変えて試したい
十月の第二週目の金曜にまた大会に出ようとぼんやり考えています。
以上。
コメント
しもべの一人、H しもべの一人、H2012年9月22日21:41
あんまり、十字軍のプロテクションが役に立っていないようなら差し替えもアリかもしれないですが、環境的に全くの無駄という訳でもないと思います。
Esperなら《恐ろしい死》がありますし、G絡みは《聖遺の騎士》《タルモゴイフ》、これからは《突然の衰微》もあるでしょうからね。
その上で替えるのなら以下の物なんてどうでしょう?
打点重視 :《銀刃の聖騎士》
除去 :《悪鬼の狩人》
ドローアド:《弱者の師》
妨害 :《輝きの乗り手》
また1マナ増やせば
強化:《天界の十字軍》《歓喜の天使》
アド:《イーオスのレインジャー》《刃砦の英雄》
なんかありますよ。
因みに《霊気の薬瓶》は入れないんですかね?装備品などで失われてしまうテンポを補える強カードですよ?
あと、どうせならサイドに《ハルマゲドン》なんてどうでしょうw?
コントロール殺しの代名詞ですよww
イエネコ イエネコ2012年9月22日22:39
コメントありがとうございます。
ミラクルはたまに殴打頭蓋を止めてくれるのでまったく役に立たないわけではないのですが,どちらかというと《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》の方がほしい場面が多いですね。(単にプロテクションの色があっているだけだと思いますが(苦笑))
よく考えたらチームアメリカにも有効ですし,突然の衰微によって,ジャンドが復活してきそうなのでやはり今後いりますよね。すっかり忘れていました(苦笑)。
あんまり大会に出ていないので,自分の中ではメタが友人の青白系デッキ100%になりつつあるので視野が狭くなっていました(苦笑)。
いまのデッキというか白ウィニーというデッキが単体の生物のパワーが低くて悩んでいます。例えば,終末や破滅的な行為などの全体除去をケアするために出し惜しみすると打点が低いので脅威にならず,かといって出し過ぎるとしゃくられますし…
決定力のあるカードが少ないのが原因だと思っています。
これを解決するために,ミラクルのような打点の高い生物を採用していますが,これもジェイスのバウンスの前では止められると歯がゆい思いをしています。欲張りなだけかもしれませんがね(苦笑)
いろいろ案をあげてくださってありがとうございます。《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》や《歓喜の天使/Angel of Jubilation》,《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》あたりは思いつかなかったです。
個人的にいま有力だと思っているのが《刃の接合者/Blade Splicer》です。このカードは単体除去に耐性があって打点も4点あってよいなと思っています。青白などの生物のサイズが小さい相手には有効ですが,他の白緑デッキやZoo相手には物足りないだろうなとも思っています。
4マナまでいくと,刃砦,《修復の天使/Restoration Angel》や荘厳な大天使あたりもいいと思っていますが,重そうな感じがしています。
《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》も打点の高さは魅力的なのですが,以前キスキンを使っていた時に《皺だらけの主/Wizened Cenn》を除去されたためにサイズが下がり,戦闘で打ち取られるという嫌な経験があり,これや悪鬼の狩人はその恐れがあるので安心して使うことができずにいます…
結局のところ単体で①除去に強くて②決定力がある③3マナである
という条件をミラクルは満たしているので,現状ではやはりこれがベストなのではという感じですね。相手によってはいまいちな感じですが,いまのデッキのように当たり障りの少ないカードで構成されているので仕方ないのではないかとも思っています。
《霊気の薬瓶/AEther Vial》ですが,白単ではD&Tかコーの無限ライフデッキ,純鋼の聖騎士を入れた装備デッキくらいしか使うチャンスがないと思っています。理由は,薬瓶を使ってまでして強い動きが少ないからです。アドがとれるカードが少なく他の部族デッキのようにはいきません。薬瓶のために土地はあるが生物はいなくやることがない,(重い)生物はいるが土地・薬瓶がない,という状況がままありました。装備品を運用するにもマナがかかりますし。それなら,薬瓶に頼った構成をやめてその分を土地や生物にあててより安定させた方がよいと思っています。そういう考えで現在のデッキに至ります。
《ハルマゲドン/Armageddon》はけっこうありだと思っています。ただ,サイドにいれるというよりはこれをメインから積んだ別のデッキにしたほうがよいと思っています。
ラブニカの回帰で出た審問官の使い魔はゲドンのよい相棒になりそうだと思っています。D&Tにサリアと一緒にゲドン入ったデッキに可能性を感じています。
せっかく案を上げてくださったのにうだうだ言ってすみません…。適当に流しといてください…。
他のデッキとあんまり対戦していないので自分のデッキに必要なカードが見えていないのだと思います。また今度大会に出て様子を見てみたいと思います。少なくとも,前回課題であった「石鍛冶系相手に十手で負けること」がないようにしたいと思っています。
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