GP静岡の裏日程で,晴れる屋平日レガシーに参加した。次こそは勝ち越したいと思って挑み,なんとか勝ち越せた。参加報告を記す。
概要
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20181130/
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2018-11-30 Fri 20:00
- 参加費: 500円
- 参加人数: 10
- 結果: 2-1
今回の大会は,GP静岡と日程がかぶっていたため,お店の客入りが少なく,大会の参加人数が少なかった。
デッキ
デッキリスト
デッキ名: 装備リベリオン 60 メインボード 24 土地 6 《平地/Plains》 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》 4 《不毛の大地/Wasteland》 3 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》 3 《埋没した廃墟/Buried Ruin》 2 《砂漠/Desert》 1 《カラカス/Karakas》 1 《古えの居住地/Ancient Den》 19 クリーチャー 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 3 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》 1 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》 1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》 1 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》 1 《鏡の精体/Mirror Entity》 3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 17 その他 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》 2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 1 《忘却石/Oblivion Stone》 1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》 1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 1 《謙虚/Humility》 1 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》 1 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 1 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 15 サイドボード 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 2 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》 1 《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》 1 《ルーンの光輪/Runed Halo》 1 《真髄の針/Pithing Needle》 1 《斑岩の節/Porphyry Nodes》 1 《静寂/Serenity》 2 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 1 《煙突/Smokestack》 1 《聖なるメサ/Sacred Mesa》
コメント
メインボードの変更点は以下だ。
- Out: 《平地/Plains》2,《ルーンの母/Mother of Runes》4,《忘却の輪/Oblivion Ring》2,《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》1,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》1
- In: 《古えの居住地/Ancient Den》1,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》1,《忘却石/Oblivion Stone》1,《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》1,《謙虚/Humility》1,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1,《埋没した廃墟/Buried Ruin》1
サイドボードの変更点は以下だ。
- Out: 《忘却石/Oblivion Stone》1,《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》1,《忘却の輪/Oblivion Ring》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》1,《謙虚/Humility》1,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》1
- In: 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》2,《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》1,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》2,《静寂/Serenity》1
まず,大会参加直前に以下の3枚のカードを購入した。
- 《埋没した廃墟/Buried Ruin》(250円) 1枚
- 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》(80円) 2枚
《埋没した廃墟/Buried Ruin》は100円くらいで買えるかと思っていたが,晴れる屋だと思っていた以上に高くて驚いた。
サイドボードに《忘却石/Oblivion Stone》や《謙虚/Humility》を採用して何回か大会に参加する中で,毎回あるいは高頻度でサイドアウト・サイドインするカードがあることに気づいた。毎回入れ替えるならば,いっそのこと最初からメインデッキに採用すればよいのではないかと考えて今回試した。
《ルーンの母/Mother of Runes》は長らく愛用してきたカードだ。しかし,このカードは後半引くと弱く,サイド後は相手の《夜の戦慄/Dread of Night》の餌食となり,そもそもエルドラージには効かず,奇跡相手にも《終末/Terminus》で巻き添えを食うだけだったので,サイドアウトの筆頭候補だった。
そこで,《ルーンの母/Mother of Runes》を外し,サイドに採用していた《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》,《忘却石/Oblivion Stone》,《謙虚/Humility》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》をメインから採用することにした。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《忘却石/Oblivion Stone》と相性の悪い《忘却の輪/Oblivion Ring》を外した。
アーティファクト破壊の対策として,《埋没した廃墟/Buried Ruin》を以前からメインに2枚採用していた。メインボードにアーティファクトの比率が上がったことと,サイド後のこちらの対策アーティファクトを打ち消されたり破壊されてもカバーできるように,追加で1枚採用した。
元々サイドにあったカードをメインに移動したので,サイドに余裕ができた。そこで,墓地対策として,《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》を用意した。《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》は放っておくと,アドバンテージを取られてしまう。しかし,《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》はこちらの墓地にも影響があるため,《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》や《埋没した廃墟/Buried Ruin》と相性が悪い。
その他に,追加の《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を採用した。しかし,他に何をいれたらいいかわからなかったので,今後検討が必要だ。
試合
第1試合: ××リアニメイト
リアニメイトは初の対戦だった。
1ゲーム目は順当に,《納墓/Entomb》→《動く死体/Animate Dead》→《グリセルブランド/Griselbrand》を展開されて負けた。
2ゲーム目は惜しい試合だった。こちら2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を設置。その後,相手は《実物提示教育/Show and Tell》→《墓所のタイタン/Grave Titan》を展開。こちらは《実物提示教育/Show and Tell》に合わせて,《静寂の捕縛/Bound in Silence》を出したが,これは《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》で除去される。
《墓所のタイタン/Grave Titan》着地後,レベルクリーチャー→《夜風の滑空者/Nightwind Glider》で耐えながら,《謙虚/Humility》設置に成功するも,ライフが足りず負ける。
2ゲーム目は相手の《実物提示教育/Show and Tell》で痛恨のプレイミスをしでかす。《漸増爆弾/Ratchet Bomb》を起動してカウンターを載せてしまったことだ。このせいで,《墓所のタイタン/Grave Titan》のトークンを対応できずに負けてしまった。
リアニメイトだと最近は《墓所のタイタン/Grave Titan》が入っているらしいので,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》の扱いには注意する。
また,リアニメイトには《目くらまし/Daze》が入っている可能性が高いので,それを見越したプレイングが必要だと感じた。
第2試合: ○○奇跡
1ゲーム目はリベリオンの通常の動きで勝利。相手の全体除去を2回受けても,手札に温存したクリーチャーなどで対応できた。
2ゲーム目は,相手《平地/Plains》キープで《島/Island》を引かずほぼ何もできずに勝利。こちらも動きは遅かったが,相手の引きが弱かった模様。あまり勝った気はしなかった。
すぐに決着がついたので,相手の申し出で1戦サイド後でフリープレイした。フリープレイでは,《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に対応して,《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》の2番目の能力を起動しないなどのミスを負けた。《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》の2番目の能力は,《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を空振らせれたら十分と思って,がしがし使うべきだった。
その他,《僧院の導師/Monastery Mentor》が辛かった。手札に《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があったので,《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》をサーチしたのだが,これは装備したクリーチャーが除去されるとだめなので,あまりよくない。《呪われた巻物/Cursed Scroll》が欲しいと思った。こちらだと,《僧院の導師/Monastery Mentor》を除去した上に,プレインズウォーカーへの対策もできる。
第3試合: ○○ゾンビ
試合が終わるまでどんなデッキかよくわからなかった。
1ゲーム目はリベリオンの通常の動き+装備品で勝利。相手《思考囲い/Thoughtseize》から《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で手札をずたぼろにされるが,1ターン目に出した《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》が場にとどまった。
最後のターンで《未練ある魂/Lingering Souls》フラッシュバックでトークンが2個出て耐えられそうだったが,《剣を鍬に/Swords to Plowshares》とレベルクリーチャー経由の《静寂の捕縛/Bound in Silence》でブロッカーをどかして対応できた。
2ゲーム目は泥試合となった。2ゲーム目もハンデスの連打を浴び,さらに《夜の戦慄/Dread of Night》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》も《真髄の針/Pithing Needle》で止められてしまう。
ただし,その後は相手も引きが悪く,後続のゾンビクリーチャーを引かない。やることがないので,《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》を手札に戻す→《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で手札破壊を2-3回繰り返す。
その間に,《墓所這い/Gravecrawler》に6回攻撃され残ライフ8。ここで,《砂漠/Desert》引き,相手の攻撃が止まる。これで《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》の展開に成功する。その後のドローで引いた《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》に装備して勝利。
最後のターンで《未練ある魂/Lingering Souls》を相手が間違ってキャストしていた。《未練ある魂/Lingering Souls》のトークンは白なので,《夜の戦慄/Dread of Night》の影響で全て破壊された。
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》のループが決まるときはだいたい負け戦なのだが,今回はめずらしく勝てた。
結果
2-1で晴れる屋の対戦で初の勝ち越しとなった。2018-11-18の大会では記録上は初の勝ち越しだったが,試合では負けていたので,今回が実質的には初の勝ち越しとなった。もっとも,相手の土地事故や泥試合などで,あまり勝った気はしないが…
1試合目のリアニメイトの2ゲームは惜しかった。こちらのプレイミスがなければ,3ゲーム目まで持ち越せる可能性があった。今後精進する。
3試合目のゾンビでもわかったが,黒相手だとサイド後に《夜の戦慄/Dread of Night》がほぼ入ると思ったほうがよい。結局,ゲームを決めてくれるのは装備品なので,サイド後に《夜の戦慄/Dread of Night》が出ていてもクリーチャーを展開できるように,《アムローの偵察兵/Amrou Scout》をやめて《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を採用する。その他,《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》や《祓い士の薬包/Dispeller's Capsule》などで《夜の戦慄/Dread of Night》の対策も考えたほうがよさそうだ。
また,ドレッジのように本格的に墓地を活用する相手だと,《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》だと対応しきれない気がした。《安らかなる眠り/Rest in Peace》も早めに入手が必要だ。
今回のデッキでは,《ルーンの母/Mother of Runes》を不採用にするという,今まで自分が使ってきた白ウィニーでは大きな選択をした。その感触はなかなかいい。やはり環境のカードパワーが高いので,それらに対応できる《漸増爆弾/Ratchet Bomb》や《忘却石/Oblivion Stone》,1枚でゲームを決める力がある《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》や《謙虚/Humility》がとても心強い。
その他に,リアニメイトやエルドラージへの追加の対策として《罠の橋/Ensnaring Bridge》がほしくなった。このカードは1枚3000-4000円する高額カードだが,代わりがないので《議会の採決/Council's Judgment》より優先して入手したい。
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[…] 2018-11-30の大会でリアニメイトにわからされ,2018-11-18や2018-11-02の大会などでエルドラージにわからされ続けていた。 […]
[…] ドレッジには,以前対戦したマナレスドレッジとの戦いで,《安らかなる眠り/Rest in Peace》を出せば勝てるという甘い考えがあった。マナレスの場合はそれもあり得るが,マナありの場 […]
[…] て,アーティファクト (《漸増爆弾/Ratchet Bomb》,《殴打頭蓋/Batterskull》) を採用した。2018-11-30の大会で《埋没した廃墟/Buried Ruin》を増加したのもあり,プレインズウォーカーよりもアー […]