#mtgjp カード評価 エルドレインの王権 | 物語調で単色重視のカードセット

概要

2019-10-03 Fri発売の新しいカードセット「エルドレインの王権」の全カードリストが2019-09-21 Satに公開された。

童話をモチーフにしたカードセットとなっており,カード全体が物語調でいかにもファンタジーの世界な内容となっている。

白のレガシープレイヤーとして,気になった以下のカードをレビューする。

    • 静寂をもたらすもの/Hushbringer
    • 立派な騎士/Worthy Knight
    • 調和のアルコン/Harmonious Archon
    • ガラスの棺/Glass Casket
  • アーティファクト
    • ジンジャーブルート/Gingerbrute
    • 石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent
    • 跳ね橋/Crashing Drawbridge
  • 再録カード
    • 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》

IME辞書はまだ公開されていないが,タイミングがちょうどいいのでこのタイミングでカード評価を行う。

なお,カード検索には「Scryfall Magic: The Gathering Search」を使う。こちらのほうが,最新カードへの対応も早く,Whisperではなぜかヒットしないカードもちゃんとヒットするので,カードの調査にはお薦めだ。ただし,エルドレインの王権の日本語データはまだ反映されていない。

静寂をもたらすもの/Hushbringer

Hushbringer {1}{W}
Creature — Faerie
Flying, lifelink
Creatures entering the battlefield or dying don't cause abilities to trigger.
1/2

エルドレインの王権での個人的に一番の注目カードだ。

プレイ時の誘発効果と死亡時の誘発効果を禁止するカードだ。

《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を内蔵したクリーチャーといえる。同じ用途では,過去に以下の2種類のカードが登場している。

  • 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
  • 《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》

これらと違い,タフネスが2あり,飛行で戦力になるというところが大きな違いだ。《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でサーチ可能なのもポイントが高い。

これでパワーが2あれば文句なしだったのだが…

統率者2019で《運命の巻物/Scroll of Fate》も登場しており,白でドレッドノートを組むのもありなのかもしれない。

立派な騎士/Worthy Knight

Worthy Knight {1}{W}
Creature — Human Knight
Whenever you cast a Knight spell, create a 1/1 white Human creature token.
2/2

騎士呪文をキャストすると,1/1の白の人間トークンを生成する。《僧院の導師/Monastery Mentor》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》に近いカードだ。

エルドレインの王権の白は騎士カードを推しのようだ。

騎士カードでは,《模範の騎士/Knight Exemplar》,《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》など,強いカードもあるにはある。しかし,出てくるトークンが騎士ではなく,ロードの恩恵を受けられないことと,1マナでアドバンテージを失わない騎士はそうないことから,なかなか活用が難しいのではないかと思っている。

結局,単体である程度仕事できるか,《僧院の導師/Monastery Mentor》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》のように,アドバンテージを失わずに,1-2マナで効果を連打できないとこの手のカードは難しいのではないかと感じる。

なお,《模範の騎士/Knight Exemplar》は早速200円から800円に値上がりしているようだ。

調和のアルコン/Harmonious Archon

Harmonious Archon {4}{W}{W}
Creature — Archon
Flying
Non-Archon creatures have base power and toughness 3/3.
When Harmonious Archon enters the battlefield, create two 1/1 white Human creature tokens.
4/5

《畏敬の神格/Godhead of Awe》に似ているが,こちらは基本のパワー/タフネスが3/3であり,プレイ時に1/1トークンを2体生成する。実質的に1枚で4/5飛行と3/3トークンを2体展開でき,さすがに強い。

ただし,同じことをしようとすると,《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》や《先駆のゴーレム/Precursor Golem》のほうが軽くてお手軽だ。

トークンデッキの強化兼フィニッシャーとして悪くはないと感じた。

ガラスの棺/Glass Casket

Glass Casket {1}{W}
Artifact
When Glass Casket enters the battlefield, exile target creature an opponent controls with converted mana cost 3 or less until Glass Casket leaves the battlefield.

3マナ以下のクリーチャーへの一時除去であり,《未達への旅/Journey to Nowhere》の下位互換で,《絹の網/Silk Net》のアーティファクト版だ。ただし,このカードはアーティファクトであることに意味がある。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》からサーチ可能だからだ。

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開しても,盤面のクリーチャーに即座に対応するのは難しい。可能なのはせいぜい《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》くらいだろう。単色だと,《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》は使いにくい。

その点,このカードは即座に3マナ以下のクリーチャーに対応できて悪くない。サイドボードに1枚取るのもありと思った。

アーティファクト

ジンジャーブルート/Gingerbrute

Gingerbrute {1}
Artifact Creature — Food Golem
Haste
{1}: Gingerbrute can't be blocked this turn except by creatures with haste.
{2}, {T}, Sacrifice Gingerbrute: You gain 3 life.
1/1

《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》の上位互換だろう。しかも,1個目の能力でブロックされない。これはなかなか強い。速攻持ちのクリーチャーはそう多くない。

装備品などで,継続的にダメージを通すとアドバンテージを稼げるカードと相性がいい。

跳ね橋/Crashing Drawbridge

Crashing Drawbridge {2}
Artifact Creature — Wall
Defender
{T}: Creatures you control gain haste until end of turn.
0/4

0/4の壁だが,タップで速攻を付与できる。役割としては,《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》に近いだろう。《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》のように,被覆を付与できないが,こちらはその代わりに壁としてライフを守ることができる。

単純に悪くないカードだと思った。

石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent

Stonecoil Serpent {X}
Artifact Creature — Snake
Reach, trample, protection from multicolored
Stonecoil Serpent enters the battlefield with X +1/+1 counters on it.
0/0

Xマナのアーティファクトとして,マナレシオ的に単純に強い。このカードのおかげで,多くの熊が下位互換になる。

トランプルを持っているのが特に強い。《鋼の監視者/Steel Overseer》や増殖と相性がいい。

土地

アーデンベイル城/Castle Ardenvale

Castle Ardenvale
Land
Castle Ardenvale enters the battlefield tapped unless you control a Plains.
{T}: Add {W}.
{2}{W}{W}, {T}: Create a 1/1 white Human creature token.

4マナタップで1/1トークンを生成できる。トークン生成カードとしては,標準的だが,ただの土地についている能力としては強い。《Kjeldoran Outpost》は序盤に引くと困るが,このカードは序盤でも問題ない。

トークン系デッキで悪くないだろう。

再録カード

《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》

Sorcerous Spyglass / 魔術遠眼鏡 (2)
アーティファクト

魔術遠眼鏡が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後任意のカード名1つを選ぶ。 その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。

既にトーナメントでも活躍している《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》が再録された。

《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》は十分強いカードで,単純に再録されて供給が安定するのがありがたい。値段も100-200円くらいになるのでこの機会に残り3枚を集めようと思う。

《真髄の針/Pithing Needle》は空振る可能性が高いが,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》は相手の手札を見れて序盤のアクションとして悪くない。

汎用性の高いカードなので,まだ持っていない人はこの機会に4枚集めていいだろう。

結論

直近のカードセットが強力すぎたのもあり,白としてはやや地味な印象を持った。

「出来事」という新しいメカニズムが登場したのだが,白としてはやや使いにくいカードが多かった。

以下のカードは購入予定だ。

  • 3枚: 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
  • 1枚: 静寂をもたらすもの/Hushbringer
  • 1枚: ガラスの棺/Glass Casket

レガシー環境としては,爆弾カードは出ていないと思うので,良くも悪くも現在のメタゲームが継続するだろう。環境が安定して,対策を練る時間ができたので,日和勢としては悪くはない。

動向を見守りながら,直近の課題である《レンと六番/Wrenn and Six》の対策を考えていく。

個人的には,過去に公式サイトで紹介されていたヘイトベアーがありではないかと思い,《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》を集めようと考えている。

《レンと六番/Wrenn and Six》がいる以上,2マナランドに頼ったデッキ構成はリスクが大きく感じる。グリコンのメタゲームから一周して,昔ながらの白ウィニーに戻るときがきたのかもしれない。

(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.createElement(f),d.src=g,d.id=a,e=c.getElementsByTagName(“body”)[0],e.appendChild(d))})(window,document,”script”,”//dn.msmstatic.com/site/cardlink/bundle.js”,”msmaflink”);msmaflink({“n”:”マジック:ザ・ギャザリング エルドレインの王権ブースターパック 日本語版 36パック入りBOX”,”b”:”マジック:ザ・ギャザリング”,”t”:””,”d”:”https:\/\/images-fe.ssl-images-amazon.com”,”c_p”:””,”p”:[“\/images\/I\/51lulO%2BQF7L.jpg”],”u”:{“u”:”https:\/\/www.amazon.co.jp\/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%9A%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%8E%8B%E6%A8%A9%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88-36%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E3%82%8ABOX\/dp\/B07WLS2M76″,”t”:”amazon”,”r_v”:””},”aid”:{“amazon”:”1074506″,”rakuten”:”1074502″,”yahoo”:”1107414″},”eid”:”VrUOc”});

#mtgjp 大会報告 2019-09-14 Sat 12:00 晴れる屋TC Let’s 5 レガシーDX | 改良白エルドラージで挑むも《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされ完敗の1-4

概要

  • イベント名: Let’s 5 レガシーDX
  • URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201909
  • 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
  • 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
  • 開催日時: 2019-09-14 Sat 12:00
  • 結果: 1-4 (不戦敗1)

17 Tueから20 Friに有休消化の残りをあてて10連休を作った。定期券の区間変更をするため,新宿駅まで出向く必要があったので,退職前の最後に大会に参加することにした。

休日の昼間の大会参加は初めてだった。午前中に定期券の区間変更を行った。新デッキの調整はまだまだ不十分で,勝ちきれる自信もなかったので,2回戦目からの途中参加した。これで参加費が1000円から500円に割引になった。ただし,参加賞の100円商品券はもらえなかった。

平日レガシーや休日レガシーでは途中参加でももらえたので,忘れられたのかもしれない。いえばよかったか。

購入

商品券がもらえたら何か買うつもりだったのだけど,もらえなかったので購入を控えた。

《水蓮の花びら/Lotus Petal》,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》,《安らかなる眠り/Rest in Peace》あたりがほしかったのだけど,また今度にする。

デッキ

2019-08-02 Friで初使用となった白エルドラージをこの1か月であれこれ考えて改良した。

デッキ名/Deck Name: 白エルドラージ/White Eldrazi
デッキ製作者/Deck Designer: 妹尾 賢/SENOO, Ken
バージョン/Version: 1.0.0
60 メインデッキ/Main Deck
26 土地/Land
08 《平地/Plains》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《無声開拓地/Silent Clearing》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》

19 クリーチャー/Creature
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
04 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
03 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
01 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
01 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》

15 その他/Other
01 《虚空の杯/Chalice of the Void》
03 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
04 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
01 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》
01 《殴打頭蓋/Batterskull》

15 サイドボード/Sideboard
01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
01 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
01 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
01 《忘却石/Oblivion Stone》
01 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《謙虚/Humility》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
01 《減衰球/Damping Sphere》
01 《絵描きの召使い/Painter's Servant》
01 《丸砥石/Grindstone》
01 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》

《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用し,デッキ内容が変わった。

以下のカードを辞退した。

  • 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
  • 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
  • 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
  • 《爆発域/Blast Zone》
  • 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
  • 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
  • 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
  • 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
  • 《探検の地図/Expedition Map》
  • 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
  • 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
  • 《謙虚/Humility》
  • 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》

以下のカードを採用した。

  • 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
  • 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》

その他に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》などの枚数を増加した。

冷静になって考えると,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボは,環境トップメタの《レンと六番/Wrenn and Six》を採用したティムールデルバー系デッキには全く効果がない

そのため,これらのカードをやめて,より決定的な《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用した。これに合わせて,土地基盤も見直し,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を4枚採用して,2-3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開できるようにした。

サイドボードは,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を念頭においた構成にした。

以下のカードを辞退した。

  • 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
  • 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
  • 《石のような静寂/Stony Silence》
  • 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
  • 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
  • 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》
  • 《封じ込める僧侶/Containment Priest》

以下のカードを採用した。

  • 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
  • 《忘却石/Oblivion Stone》
  • 《謙虚/Humility》
  • 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
  • 《丸砥石/Grindstone》
  • 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》

《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は高額カードで,まだ入手できていないので,丸砥石コンボを搭載した。《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》のヘルムピースコンボも考えたのだが,メインのビートダウンの動きが不安定になりそうだったので,こちらは見送った。

今日の大会で《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされたことをふまえると,メインから墓地対策のできるこれもありのように感じた。

パワーカードとして,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》も考えたのだが,応用が効き,ビート以外でも勝利できる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を優先した。

新規カードを採用したため,デッキのバージョンを0.0.0から1.0.0にメジャーアップデートとした。

《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》や《水蓮の花びら/Lotus Petal》の4枚目が欠如しており,完全ではないものの,悪くないデッキだと少しは自信があった。

試合

休みの昼間ということで,レガシー以外にもスタン・モダン・ヴィンテージと各種大会が開催されており,賑わっていた。

第1試合: 不戦敗

この時間に定期券の区間変更を行い,参加費を割り引いた。

自分の調査では,定期券は基本的に区間変更で延長していくのが払戻金額が多くなってお得だと結論づいている。

第2試合: ××ティムールデルバー

噂の《レンと六番/Wrenn and Six》採用デッキだった。

ゲームの展開としては,2戦とも《不毛の大地/Wasteland》+《レンと六番/Wrenn and Six》の不毛嵌めをくらい,こちらの土地が延びず,その間に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開されてしまい,殴り負ける。

《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開しても,3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》1-2体+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》と睨み合いになり,その間に《レンと六番/Wrenn and Six》でアドバンテージを広げられてしまった。

《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生け贄に捧げて,《目くらまし/Daze》をケアしながら《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できる場面もあった。土地を失い後続を展開できない不安があったため,結局しなかったのだが,ここはいちかばちかやるべきだったのかもしれない。

ほとんどこちらのやりたい動きが取れず,完敗だった。今まで不毛はめする側だったので,不毛はめされる初体験だった。

《レンと六番/Wrenn and Six》の洗礼を受けた試合となった。対策案を練らなければ,勝利は難しいように感じた。

第3試合: ○××白ウィニー

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は不採用で,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》などを採用したデッキだった。

1戦目は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から丸砥石コンボを決めて勝利した。

2戦目は,《ルーンの与え手/Giver of Runes》の対応に手こずり,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を間違えてしまい,ビート負けする。

序盤の3-4ターン目に《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》を展開されていた状態で,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開した。序盤なので土地破壊しようと《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》をサーチしたのだが,これがまずかった。《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》の2回の攻撃で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を落とさせてしまい,土地を1枚だけしか破壊できなかった。

ここは素直に,後のことを考えて《忘却石/Oblivion Stone》や隣の《ルーンの与え手/Giver of Runes》を止めるために《真髄の針/Pithing Needle》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》あたりをサーチすべきだった。クリーチャーを展開されている状態での《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を誤ってしまった。

3戦目は十手ゲーを狙いに行くも,《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》+《美徳の力/Force of Virtue》でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》持ちの《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を討ち取られてしまい,そこから《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の連打を受ける。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+《罠の橋/Ensnaring Bridge》で耐えるも,破壊されて負ける。

こちらのプレイミスが響いた試合だった。サイドボードの入れ替えや組み方もダメダメだったかもしれない。

試合とは別で,白ウィニーとして面白いデッキだなと思った。

第4試合: ○○オムニスニーク

《全知/Omniscience》入りの《騙し討ち/Sneak Attack》デッキだった。あまりレガシーに慣れていないような感じで,プレイが気になった。

1戦目は,1-2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開すると,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を展開すると,これが通ったので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチする。返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開され,こちらは《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を展開し,X=3を選択した。相手は《全知/Omniscience》を展開していたが,これが響いたようで,その後呪文を展開されずに勝利できた。

2戦目は2マリガンから《忘却の輪/Oblivion Ring》2枚の手札をキープした。案の定3-4ターン目に《実物提示教育/Show and Tell》から《全知/Omniscience》を展開するも,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることで,対応できその後相手の動きがなく勝利できた。

1戦目メインで勝利できたのは運がよかった。また,2戦目も《忘却の輪/Oblivion Ring》だけで対応できてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》の誘発型能力に対応して即死コンボを決められることがあるため,これだけだと若干不安だったのが,運がよかった。

第5試合: ×○×オムニスニーク

4試合目と引き続き,オムニスニークだった。

1戦目は,こちらの動きとしてはそんなに悪くなかった。しかし,《実物提示教育/Show and Tell》+《全知/Omniscience》+《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》+《グリセルブランド/Griselbrand》を展開され,3キルされる。オムニスニーク相手のメインはこれが普通であって,メインで勝てるのは運が良いと思ったほうがいいだろう。

2戦目は,2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動きをする。これに対して相手は《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避される。その後お互い特に動きがなく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が5回攻撃して終了した。お互いマナフラッド気味だった。

3戦目は,2マリガンで《忘却の輪/Oblivion Ring》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のハンドをキープした。2-3ターン目に《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチし,《実物提示教育/Show and Tell》に備える。案の定,返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開されたので,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせるも,そこから《狡猾な願い/Cunning Wish》から《蟻の解き放ち/Release the Ants》で即死だった。

試合後,《実物提示教育/Show and Tell》に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をあわせたらどうするつもりだったか聞くと,手札に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《グリセルブランド/Griselbrand》があったので,対応できたとのことだった。テンパイハンドだった。

結果

結果は1-4だった。けっこう自信のあるデッキだっただけに残念だった。

特に初戦のティムールデルバーにこてんぱんに負かされたのがショックだった。対策を練らないと絶対勝てないだろうと思った。

まず,《カラカス/Karakas》は《平地/Plains》に変えようと思う。《不毛の大地/Wasteland》へ耐性を付けたほうがよいだろう。

エンチャント・アーティファクトは,色的に相手は破壊しやすく,クリーチャーもタフネス3以下は《稲妻/Lightning Bolt》で破壊されるので対策は頭を悩ます。

プロテクション赤で飛行を持つ,装備リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》もありだろうか?

その他,スロットを取る《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を辞めて,ヘルムピースを採用するのもありかもしれない。

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から,《レンと六番/Wrenn and Six》に効くカードを考える必要がありそうだ。

この大会を通して,サイドボードの入れ替えがせいぜ2-3枚程度であり,うまくサイドボードを活用できていないように感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の場面ごとのサーチ対象を含め,練り込みがまだまだ足りなく感じた。

《レンと六番/Wrenn and Six》の対策を考えながら,またタイミングを見て大会に参加していきたい。

#mtgjp カード評価 統率者2019 | 癖のあるカードが多く他のカードとの組み合わせに期待

概要

2019-08-23発売の新しいカードセット「統率者2019」の全カードリストが2019-08-09に公開された。そして,辞書データも2019-08-11に公開された。

統率者2019は再録カードが多い。新規カードはカード個別評価:統率者2019 – MTG Wikiで確認できる59種類だ。

灯争大戦,モダンホライゾン,基本セット2020とレガシー環境に影響を与えるカードセットが連続して発売された。一方,統率者2019は統率者での使用を念頭においたカードセットであり,癖のあるカードが多い。

この中で気になった以下のカードをレビューする。

  • クリーチャー
    • 《悲運な職工/Doomed Artisan》
  • ソーサリー
    • 《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》
  • アーティファクト
    • 《運命の巻物/Scroll of Fate》
  • 再録カード
    • 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》

クリーチャー

《悲運な職工/Doomed Artisan》

Doomed Artisan / 悲運な職工 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがコントロールしている彫像(Sculpture)では攻撃もブロックもできない。
あなたの終了ステップの開始時に、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている彫像の総数に等しい。」を持つ無色の彫像アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
1/1

毎ターンデメリット無しのトークン生成カードは貴重であり,評価できるポイントだ。問題はそのままでは,攻撃にもブロックにも使えない点だ。

《ちらつき鬼火/Flickerwisp》のように,本体を明滅させたり,《煙突/Smokestack》と組み合わせて,維持コストに当てるなど,デッキ構築時点での工夫が必要となる。

《刃の接合者/Blade Splicer》と性能が似ており,こちらのほうが癖がなく使いやすいか。

ストンピィ系デッキで,アーティファクトやクリーチャーを維持コストに要求するパワーカードが登場すれば,チャンスがあるだろう。

ソーサリー

《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》

Sevinne's Reclamation / セヴィンの再利用 (2)(白)
ソーサリー
あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが3以下のパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。この呪文が墓地から唱えられたなら、あなたはこの呪文をコピーしてもよく、そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
フラッシュバック(4)(白)(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)

基本セット2020で登場した《帰寂からの帰還/Brought Back》に続いた,墓地からのリアニメイトカードだ。能力的には,《太陽のタイタン/Sun Titan》のETB能力が呪文になったとみれる。

フェッチランドをリアニメイトすることでマナ加速にも使える。白で緑のような土地サーチ・マナ加速は貴重だ。フラッシュバックが付いているので,中長期的に確実なアドバンテージをとれる。しかし,マナコスト的にやや悠長に感じる。

爆発力がほしいならば,《第二の日の出/Second Sunrise》のほうが有利だろう。ただし,墓地利用はサイド後すぐに対策される。その割に,このカードは爆発力に欠けるのでいまいちに感じる。

中長期戦を念頭に置く,白系のコントロールデッキでチャンスがありそうだ。

アーティファクト

《運命の巻物/Scroll of Fate》

Scroll of Fate / 運命の巻物 (3)
アーティファクト
(T):あなたの手札からカード1枚を予示する。(そのカードを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)

かつて,マスク・ドレッドで使われた《Illusionary Mask》と似たカードだ。

手札のカードを変異として出せるため,ETBのデメリット持ちとのコンボとして使える。その他,マナコストの重いクリーチャーを擬似的に速攻として出すこともできる。

出した直後から能力を起動でき,2枚目以降の自分などの手札の無駄なカードを2/2として処理できる。もちろん,後続のクリーチャーへの打ち消し耐性にもなる。

《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》あたりを予示できれば強そうだ。

ただし,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》や《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のように,ETBの強力なカードもけっこうあるので,扱いには工夫が必要だろう。

再録カード

《賞罰の天使/Angel of Sanctions》

Angel of Sanctions / 賞罰の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
賞罰の天使が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを賞罰の天使が戦場を離れるまで追放してもよい。
不朽(5)(白)((5)(白),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと不朽を持たない白のゾンビ(Zombie)・天使(Angel)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。不朽はソーサリーとしてのみ行う。)
3/4

《払拭の光/Banishing Light》,《忘却の輪/Oblivion Ring》を内蔵した天使だ。

自身も3/4飛行と申し分ないスペックを持っており,しかも不朽まで持っている。基本セット2020で《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》というよく似たカードが登場している。が,個人的には《賞罰の天使/Angel of Sanctions》のほうが強いだろうと思っている。

5マナと重いことがネックで,トーナメントではあまり使われていないようだ。ストンピィ系デッキや,現在使っている白エルドラージに,お守りとして2枚ほど忍ばせたいなとずっと考えている。

結論

灯争大戦,モダンホライゾン,基本セット2020と強烈なカードセットが連続しており,特殊セットなのもあり,全体としてやや地味な印象を持った。

癖のあるカードが多く,活用には頭をひねるカードが多かった。今後の組み合わせを期待したい。

来月の10月には新セットのエルドラインの王権が発売される。なんだかんだで1-2か月のサイクルで新しいカードセットが登場していてめまぐるしい。

新カードの様子を伺いながら,自分のデッキの強化を検討したい。