購入報告: 2種の瞬殺相棒デッキで4枚採用されるマナアーティファクト

概要

2020-04-12 Sunにファミコンくんで《厳かなモノリス/Grim Monolith》日1枚ヘビープレイドを7800円で購入したので報告する。

効果

《厳かなモノリス/Grim Monolith》

Grim Monolith / 厳かなモノリス (2)
アーティファクト

厳かなモノリスは、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。 (T):(◇)(◇)(◇)を加える。 (4):厳かなモノリスをアンタップする。

ウルザズ・レガシーで収録されたマナアーティファクトだ。2マナでキャストでき,タップで無色マナ3点を加える。その代わりに,アンタップステップではアンタップせず,4マナでアンタップする。

単純にキャストして即マナを生成するだけで,そのターン中に1マナ増やすことができ,1ターン我慢すれば一気に4-5マナ域のカードにアクセスできる。

登場時当時は同じブロックのウルザズ・サーガでで収録された《通電式キー/Voltaic Key》とセットで使われていた。

MTG初めたてのころに,今もプレイしている友人が当時のチャンピオンデッキに収録されていたこれらマナアーティファクトを使った茶単デッキを使っており,自分としては馴染むの深いカードだ。

《通電式キー/Voltaic Key》とセットで3ターン目に《ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus》を高速展開され,成すすべもないまま蹂躙されていた子供の日々が強く印象に残っている。

2019-05-04に,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》経由で2ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》のキャスト確率を高めるために1枚購入していた。

こちらのカードは再録禁止カードとなっており,1枚約8000円となかなかの高額カードだった。一時は2万円くらいしており,正直あまり買い足すつもりはなかった。

今回は「カード評価: イコリア:巨獣の棲処」にも書いた通り,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》との無限マナコンボのために買い足した。

イコリア:巨獣の棲処で登場した相棒持ちカードでは,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》と《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》が瞬殺コンボを形成する。

《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》は従来のサルベイジャーコンボに組み込まれており,《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》に関しては,このカードを軸にした新しいデッキが誕生している。

《厳かなモノリス/Grim Monolith》は,そのどちらのデッキにも4枚採用されているカードだ。《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》は無限マナコンボのコンボパーツとして,《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》に関しては序盤での《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》のキャストのマナ加速として採用されている。

再録禁止で4枚必要となると高騰するしかないので,イコリア:巨獣の棲処の発売前に少々出費だが購入した。既に現在の最安値が9000円となっており,ここからしばらくは値上がりするだろう。《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》のコンボデッキは発売後まで知らなかったので,棚から牡丹餅だった。

サルベイジャーコンボも《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》も2キルくらいは連発するとのことで,《死の国からの脱出/Underworld Breach》以上に,レガシーで禁止の予感がする。

最悪,禁止された場合,おとなしくヘルムピースや丸砥石コンボあたりで使おうと思う。あるいは,ヴィンテージで使うというのもありかもしれない。

結論

2種類の瞬殺相棒デッキで4枚採用されるマナアーティファクトである《厳かなモノリス/Grim Monolith》を購入した。

これで手持ちの《厳かなモノリス/Grim Monolith》は2枚となった。これとは別で残り2枚も購入済みなので,後日購入報告を記したい。

1枚あたりの値段が少々高いのだが,値段が高い分値上がり幅も大きいので,いいタイミングで購入できたのではないかと思っている。

ただ,デッキを構築するには微妙にパーツが足りていない。他のパーツも追々集めていきたい。

カードを集めるのもお金と時間がかかりなかなか面倒くさい…

購入報告: モダンとパイオニアで有力な白の2枚無限コンボ

概要

2020-04-05 Sunにカードラッシュで以下のカードを購入した。

  • [商品名]:[EX]歩行バリスタ/Walking Ballista《英語》【AER】[ほこうばりすた] 1,580 円 x 2 個 3,160 円
  • [商品名]:太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned《英語》【THB】[たいようかんのへりおっど] 1,390 円 x 2 個 2,780 円
  • [商品名]:[EX+]現実を砕くもの/Reality Smasher《英語》【OGW】[げんじつをくだくもの] 320 円 x 2 個 640 円
  • [商品名]:[EX+]むかしむかし/Once Upon a Time《英語》【ELD】[むかしむかし] 280 円 x 1 個 280 円
  • [商品名]:(FOIL)牧歌的な教示者/Idyllic Tutor《日本語》【THB】[(Foil)ぼっかてきなきょうじしゃ] 130 円 x 1 個 130 円
  • 合計 7,160 円

今回の購入は《歩行バリスタ/Walking Ballista》と《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》が目的だ。前回の購入報告でも触れたが,晴れる屋の第16期モダン神決定戦で優勝した佐藤 レイのヘリオッドカンパニーに感化されてバリヘリコンボをレガシーでも使いたく思い購入した。

効果

《歩行バリスタ/Walking Ballista》

Walking Ballista / 歩行バリスタ (X)(X)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
0/0

霊気紛争で登場したカードだ。往年の《トリスケリオン/Triskelion》と《搭載歩行機械/Hangarback Walker》が合体したようなカードとなっている。

無色マナのX点火力として使えるため,無限マナコンボのフィニッシャーとしてよく採用される。

白ウィニー使いとしては,こちらのタフネス1-2のクリーチャーを1枚で複数体処理される可能性があるため,相手したくないカードだ。

しかし,テーロス還魂記で登場した《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》と組み合わせることで,無限ダメージを狙える。

《歩行バリスタ/Walking Ballista》はエルドラージ・ストンピィにも採用されており,プレインズウォーカーへの対策にもなるため,単体でも十分強いカードだ。それに加えて,一撃必殺があるというのはビート使いとしては非常に魅力的だ。

購入してからわかったが,イコリア:巨獣の棲処でも《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》+《厳かなモノリス/Grim Monolith》の無限マナからのエンドカードとして使うことができ,白使いとしては押さえておく必要のあるカードだ。

2018-12-29 Satに4000円で日2枚を購入していた。必要性が増したのと,1580円と相場最安レベルだったため,残り2枚を英語版で購入した。これが今回の購入の本命だ。

《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》

Heliod, Sun-Crowned / 太陽冠のヘリオッド (2)(白)
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの白への信心が5未満であるかぎり、太陽冠のヘリオッドはクリーチャーではない。
あなたがライフを得るたび、あなたがコントロールしている、クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(1)(白):他のクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは絆魂を得る。
5/5

購入時点での最新セットのテーロス還魂記で登場した白の神だ。

ライフを得る度に,マナ無しで+1/+1カウンターを配置でき,自身の能力でクリーチャーに絆魂を付与でき,自身で完結していてなかなか強力なカードだ。

1月にテーロス還魂記のカード評価でも評価したカードだ。

特筆すべきは《歩行バリスタ/Walking Ballista》とのコンボだ。2枚クリーチャーコンボで,両方共《悟りの教示者/Enlightened Tutor》でサーチ可能で,単体でもそれなりの性能を持っており,構築でも十分通用するカードだ。

《歩行バリスタ/Walking Ballista》の他には,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》との組み合わせで無限頑強となる。

特にモダンやパイオニアで白の無限コンボとしてトーナメントでも成果を出しており注目のカードだ。

白使いとして是非とも押さえておきたいカードと思い,購入のタイミングを探っていた。

2020-03-14 Satに,《魂の洞窟/Cavern of Souls》の購入時に1枚購入していた。値段が1390円と相場最安レベルだったため2枚購入した。最後の4枚目は日本語版で揃えたい。

《現実を砕くもの/Reality Smasher》

Reality Smasher / 現実を砕くもの (4)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
(◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
5/5

エルドラージデッキでの,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と双璧をなすフィニッシャーだ。

5マナ5/5速攻,トランプルに除去耐性も持つ。白で速攻持ちクリーチャーはほぼ無いので,貴重な存在だ。

今年の最初の晴れる屋の大会で2枚1000円で購入していた。

その当時は,《魂の洞窟/Cavern of Souls》を持っておらず,相手の《目くらまし/Daze》を回避できず,少々重かった。今であれば《魂の洞窟/Cavern of Souls》が揃ったので,また使うのはありかもしれない。

ヴィンテージのエルドラージ・ホワイトでも採用されており,残り2枚の購入タイミングを探っていた。

今回は1枚320円と安かったので残りの2枚を購入した。これで4枚揃った。

《むかしむかし/Once Upon a Time》

Once Upon a Time / むかしむかし (1)(緑)
インスタント
この呪文があなたがこのゲームで唱えた最初の呪文であるなら、あなたはこれを、これのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からクリーチャーか土地であるカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

初回を0マナでキャストできるドロースペルだ。

初動の安定性を向上できることから,最近のエルドラージ・ストンピィでは定番カードになりつつある。

ヴィンテージのエルドラージ・ホワイトで採用される可能性があるため,購入のタイミングを伺っていた。

2020-03-09 Monにモダンで禁止され値段が300円程度まで落ち込んでおり,280年と相場最安の在庫があったためひとまず1枚購入した。

残り3枚も引き続き購入のタイミングを伺っていきたい。

《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》

Idyllic Tutor / 牧歌的な教示者 (2)(白)
ソーサリー
あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

エンチャントのサーチカードだ。モーニングタイドで収録され,テーロス還魂記で再録された。

《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》がエンチャントであり,ヘルムピースの《安らかなる眠り/Rest in Peace》のサーチにも使えるということでのんびりと収集を進めていた。

テーロス還魂記の発売直後に日3枚330円で購入していた。

本当は最後の1枚を英語版で購入したかったのだが,言語を見間違えたのか日本語のFOILを購入してしまった。

こんな日もあるということで諦める。

結論

モダンやパイオニアで活躍しているバリヘリコンボのパーツを購入した。

《歩行バリスタ/Walking Ballista》は今後新しい無限マナコンボが登場する度に,フィニッシャーとして,定番カードになってくるので,このタイミングで残り2枚を購入できてよかった。

今後も安いタイミングを見計らいながら白のカードを集めていきたい。

購入報告: 無限コンボのサーチと妨害阻止を兼ねる白の優良中堅クリーチャー

概要

2020-04-08 Wedにラクマで《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》英1枚850円を購入した。

期間限定の楽天スーパーポイントが少しあったのと,単純にこのカードが欲しくて値段の安いタイミングを狙っていた。

最近の相場だと1枚1200円程度だったので,お安く購入できた。

効果

《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》

Ranger-Captain of Eos / イーオスのレインジャー長 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
イーオスのレインジャー長が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストが1以下のクリーチャー・カード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
イーオスのレインジャー長を生け贄に捧げる:このターン、対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない。
3/3

2019年にモダンホライゾンで収録されたカードだ。

3マナ3/3の基本性能に加え,ETBで1マナ以下のクリーチャーをサーチし,生贄に捧げてクリーチャー以外の《沈黙/Silence》を発動する。白の優良中堅クリーチャーだ。

過去の白の中堅で《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》がおり,それのリメイクとなっている。《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》は4マナ3/2だがETBで1マナのクリーチャーを最大2枚サーチでき,アドバンテージを稼げるカードとなっている。ソウルシスターズや2011年頃のレガシーの白ウィニーなどでも採用実績のあるカードだ。

《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》はモダンホライゾン登場時には特に注目しておらずレビューでも取り上げなかった。3マナはやや重く,《歩行バリスタ/Walking Ballista》をサーチしても動きが遅く,《沈黙/Silence》も対して意味がないだろうと思ったからだ。

しかし,テーロス還魂記で《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》が登場して評価が変わった。特に,晴れる屋の第16期モダン神決定戦で優勝した佐藤 レイのヘリオッドカンパニーで4枚採用されているのをみて,大きく評価が変わった。

《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》で以下の3通りの役割を果たすことができる。

  1. フィニッシャーの《歩行バリスタ/Walking Ballista》のサーチ
  2. サーチ後の妨害阻止
  3. 《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》の信心のカウント

バリヘリコンボと非常に相性がいい。通常のビート要員というよりかは,コンボパーツのサーチと妨害阻止として使う動きが強い。《魂の洞窟/Cavern of Souls》から《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》を始めることで,相手に妨害を挟む余地をなくすことができる。

また,コンボが決まらなくても3/3というサイズは十分な脅威だ。2体並べれば《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》の信心を達成でき,コンボなしでも11点という十分な打点となる。

また,イコリア:巨獣の棲処で登場した《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》との無限マナコンボでも《歩行バリスタ/Walking Ballista》はエンドキーカードとなる。今後も無限コンボで《歩行バリスタ/Walking Ballista》を使う際の定番カードになると感じた。

今後の白を使う上で,4枚必須カードになる可能性を感じ,収集を始めたところでの1枚だった。

結論

今後の白の無限コンボの定番カードとなる可能性のある《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》の1枚目を購入した。

テーロス還魂記,イコリア:巨獣の棲処で立て続けに《歩行バリスタ/Walking Ballista》を使った無限コンボが成立し,《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》の役割がますます重要になってきた。

残り3枚もどうにか集めて無限コンボを組んでみたい。

カード評価: 統率者2020 | 「白は統率者最弱」の噂通りのカードセット

概要

2020-04-17 Fri発売の新しい特殊カードセットの「統率者2020」の全カードリストが2020-04-07 Tueに公開されたのでレビューする。

統率者2020は特殊セットなため,再録カード以外は構築 (スタンダード,パイオニア,モダン) フォーマットでは使用できない。その代わり,エターナル構築 (レガシー,ヴィンテージ) で使用可能だ。

統率者向けのカードセットで全体的に癖の強いカードが多いのが特徴だ。

特に白のエターナル構築視点で興味を持った以下のカードをレビューする。

  1. 《地図作りの鷹/Cartographer’s Hawk》
  2. 《境界のレインジャー/Verge Rangers》
  3. 《生命力の狩人/Vitality Hunter》
  4. 《空中対応員/Aerial Responder》
  5. 《報奨密偵/Bounty Agent》
  6. 《敬虔な司祭/Devout Chaplain》
  7. 《いつまでも共に/Together Forever》
  8. 《謎めいた三葉虫/Cryptic Trilobite》
  9. 《聖域の刃/Sanctuary Blade》
  10. 《巣ごもりの地/Nesting Grounds》

少々数が多いのでさくっとレビューする。

評価

1. 《地図作りの鷹/Cartographer’s Hawk》

Cartographer's Hawk / 地図作りの鷹 (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
地図作りの鷹が、土地をあなたよりも多くコントロールしているプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これをオーナーの手札に戻す。そうしたなら、あなたは「あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/1

2/1飛行という白の2マナ域としては問題ない性能に,《土地税/Land Tax》から始まる白でときどき登場する条件付きの土地加速だ。手札に加えるのではなく,戦場に出すというのが強い。

後手2ターン目の速効性では《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》に軍配が上がるが,こちらは先手2ターン目に先置きしても問題ない点が強い。

白の土地加速はほぼ選択肢がないので,このカードは有力なカードだ。

しかし,エターナル構築では少々悠長すぎるような気がする。やはり,同じ基本性能で墓地対策ができる《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》のほうが有力だろう。

ミッドレンジや《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》あたりとの組み合わせに可能性があるだろうか?

2. 《境界のレインジャー/Verge Rangers》

Verge Rangers / 境界のレインジャー (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)
先制攻撃
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てよい。
対戦相手1人が土地をあなたよりも多くコントロールしているかぎり、あなたはあなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。(これにより土地をプレイするには、あなたは土地プレイを残している必要がある。)
3/3

《地図作りの鷹/Cartographer’s Hawk》に続いて,土地の枚数を参照するカードだ。

3/3先制攻撃という基本性能に加え,ライブラリートップの閲覧効果と,ライブラリートップからの土地プレイが可能になる。

追加の土地セットではないので,マナ加速にはならないのが惜しい。ただ,ライブラリートップの土地をセット可能ということで,ある意味手札が1枚増えた状態になる。

白でアドバンテージをとれるカードは貴重なため,追加マナなしで継続的にアドバンテージをとれる可能性のあるこのカードはなかなか面白い。

ただ,相手より土地を少ない状態を維持しないと肝心の土地セットができないため,いずれ土地セットはできなくなる。

面白いカードではあるのだが,少々冗長過ぎる。まだ,《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》や《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のほうが使いやすいか。どちらも《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》をサーチできるので…

3. 《生命力の狩人/Vitality Hunter》

Vitality Hunter / 生命力の狩人 (3)(白)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare)
絆魂
(X)(白)(白):怪物化Xを行う。(このクリーチャーが怪物的でないなら、これの上に+1/+1カウンターをX個置く。これは怪物的になる。)
生命力の狩人が怪物的になったとき、クリーチャー最大X体を対象とし、それらの上に絆魂カウンターをそれぞれ1個置く。
3/4

4マナ3/4版魂で怪物化XWWを持つ。4マナ3/4絆魂だけだと,《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》のほうが強い。ただ,怪物化があるので,最低でも5/6絆魂にはなれる。基本性能は悪くない。

ただ,4マナクリーチャーには,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》くらいの決定力がほしい。

やはり少々いまいちか。

4. 《空中対応員/Aerial Responder》

Aerial Responder / 空中対応員 (1)(白)(白)
クリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 兵士(Soldier)
飛行、警戒、絆魂
2/3

カラデシュからの再録カードだ。《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》と似た性能のウィニークリーチャーとなっている。

どの能力も装備品などのサイズ強化能力と相性がいい。《セラの報復者/Serra Avenger》を昔愛用していたが,性能がどんどん近づいてきている。

MTG Wikiではクリーチャータイプに兵士があるので,レガシーの兵士デッキで採用されるケースもあるらしい。

ただ,3マナでたいした脅威にならないので,少々物足りないか。

5. 《報奨密偵/Bounty Agent》

Bounty Agent / 報奨密偵 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
警戒
(T),報奨密偵を生け贄に捧げる:アーティファクトかクリーチャーかエンチャントである伝説のパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
2/2

ラブニカのギルドからの再録カードだ。2/2警戒の基本性能に加え,タップ生贄で伝説のパーマネントを破壊できる。

第一印象で《キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn》を思い出した。白には《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》のような《解呪/Disenchant》持ちの生物がほぼいない。特にアーティファクトを処理できるクリーチャーが欠如している。

ぱっとみ白の《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》かと期待したのだが,伝説のパーマネントという条件がついており,少々落胆した。せめて英雄的,プレインズウォーカーを処理できるのであれば範囲が広くて可能性があったのだが…

追放なら,《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》を処理することもできたのだが…いろいろ惜しい。

範囲が狭く使いどころが難しいカードだ。

6. 《敬虔な司祭/Devout Chaplain》

Devout Chaplain / 敬虔な司祭 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態の人間(Human)2体をタップする:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを追放する。
2/2

アヴァシンの帰還からの再録カードだ。

《報奨密偵/Bounty Agent》で白の《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》でなくてがっかりしていたところで,続いてこのカードに目が止まった。

前述した通り,白の《解呪/Disenchant》持ちクリーチャーは数が少なく,せいぜい《キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn》,《誠実な証人/Devout Witness》,《デュルガーの垣魔道士/Duergar Hedge-Mage》くらいしかない。そこに新たな1枚が加わった。

都合クリーチャー3体のタップでアーティファクトかエンチャントを追放できる。

頭数はクリーチャートークンでなんとかできるとしても,召喚酔いが少々きびしい。確実性の高い《誠実な証人/Devout Witness》のほうがましではないか。

ただ,人間・クレリックという部族から,ヴィンテージのエルドラージ・ホワイトで,《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》,《封じ込める僧侶/Containment Priest》,《輝きの乗り手/Glowrider》あたりと組み合わせられる可能性がある。

エルドラージ・ホワイトでは《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》,《輝きの乗り手/Glowrider》などで,非クリーチャー呪文へのマナコスト増加 (課税) が基本行動になるため,クリーチャーでのエンチャント・アーティファクト除去が望ましい。そして,モックスをはじめ対処したいアーティファクトが多いので,繰り返し使用可能な《解呪/Disenchant》は強い。

本体の召喚酔いさえどうにかできれば,可能性はあるように感じた。

7, 《いつまでも共に/Together Forever》

Together Forever / いつまでも共に (白)(白)
エンチャント
いつまでも共にが戦場に出たとき、支援2を行う。(他のクリーチャー最大2体を対象とし、それらの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。)
(1):カウンターが置かれているクリーチャー1体を対象とする。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、そのカードをオーナーの手札に戻す。

バトルボンドからの再録カードだ。マイナーなカードセットからの再録で供給が増えて嬉しい。

ETBで支援2と死亡時に手札に戻すリアニメイト効果を持つ。

単体でも白白のパーマネントということで,信心を稼ぐのにうってつけのカードだ。

何かコンボの匂いのするカードだ。今は思いつかないが,今後何か新しいコンボが成立しそうな予感がする。

ただ,現状うまい活用方法が思いつかない。

8. 《謎めいた三葉虫/Cryptic Trilobite》

Cryptic Trilobite / 謎めいた三葉虫 (X)(X)
クリーチャー — 三葉虫(Trilobite)
謎めいた三葉虫は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
謎めいた三葉虫の上から+1/+1カウンターを1個取り除く:(◇)(◇)を加える。このマナは、能力を起動するためにのみ使用できる。
(1),(T):謎めいた三葉虫の上に+1/+1カウンターを1個置く。
0/0

《搭載歩行機械/Hangarback Walker》に似たカードで,+1/+1カウンターの除去で起動型能力専用の2マナを生成する。

自己を強化する能力があるので,序盤に出して貯めることもできる。意外なことに,アーティファクトではない無色クリーチャーだ。

これまた《いつまでも共に/Together Forever》と同じくコンボ臭漂うカードだ。今後の研究に期待したい。

9. 《聖域の刃/Sanctuary Blade》

Sanctuary Blade / 聖域の刃 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
聖域の刃がクリーチャーについた状態になるに際し、色を1色選ぶ。
装備しているクリーチャーは、+2/+0の修整を受け、プロテクション(その最後に選ばれた色)を持つ。
装備(3)

《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》に任意の色のプロテクションを付与できる。

マナコストが少々重いが,任意の色のプロテクションは強力な効果だ。《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》のような剣サイクルと比べると,汎用性が上がった代わりに性能が落ちた。

ただ,カードパワーがコストに比べて物足りない。

10. 《巣ごもりの地/Nesting Grounds》

Nesting Grounds / 巣ごもりの地
土地
(T):(◇)を加える。
(1),(T):あなたがコントロールしているパーマネント1つと、他のパーマネント1つを対象とする。その前者の上からカウンター1個を、その後者の上に移動する。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。

パーマネント上のカウンターを移動させることができる。インスタントタイミングで起動できれば,《霊気の薬瓶/AEther Vial》と《虚空の杯/Chalice of the Void》でコンボを組めたかもしれない。

ダイス・ファクトリーをレガシーで組む場合に役に立つかもしれない。

結論

統率者2020で気になる白のカードをレビューした。

統率者2020という特殊セットの都合,くせの強いカードが多かった。白としては,そこまで強いカードがなくて,白が統率者最弱というのもある意味納得のカード揃えだった。

実際ほしいカードもせいぜい《敬虔な司祭/Devout Chaplain》くらいだった。

イコリア:巨獣の棲処と同じくサイクリングをフィーチャーしていて,《波動機/Fluctuator》の再録や,《見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus》が登場したが,白としては強いサイクリングカードがないので,いまいちに感じた。

統率者はプレイしていないのだが,全体除去やトークンで戦うようなカードが多く,受け身的で勝ち切るのが難しそうに感じた。

黎明期の《天秤/Balance》,《ハルマゲドン/Armageddon》,《神の怒り/Wrath of God》,《解呪/Disenchant》のようなパワーカードを白で新しく作るのは難しいかしらね…

イコリア:巨獣の棲処で期待のカードが登場したので,そちらの可能性を探っていきたい。

カード評価: イコリア:巨獣の棲処 | キーワード・カウンターに相棒,新たな白の無限コンボの成立に期待の膨らむカードセット

概要

2020-04-17 Fri発売の新しいカードセット「イコリア:巨獣の棲処」の全カードリストが2020-04-10 Satに公開されたのでレビューする。

イコリア:巨獣の棲処のメカニズムとして,キーワード・カウンターと相棒が新しく登場した。どちらもゲームに大きな影響を与えるメカニズムだ。個人的にカードを眺めてとてもわくわくしたカードセットだった。

特に白のエターナル構築視点で興味を持った以下のカードをレビューする。

  1. 《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》
  2. 《ラバブリンクの冒険者/Lavabrink Venturer》
  3. 《希望の光/Light of Hope》
  4. 《光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth》
  5. 《スナップダックスの神話/Mythos of Snapdax》
  6. 《雄々しい救出者/Valiant Rescuer》
  7. 《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den》
  8. 《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》

評価

1. 《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》

Drannith Magistrate {1}{W}
Creature — Human Wizard
Your opponents can't cast spells from anywhere other than their hands.
1/3

白の妨害能力持ちクリーチャーだ。手札以外からのキャストを封じ込める。範囲がかなり限定されており,かなりピンポイントな妨害能力だ。

墓地以外からのキャストでは,《神秘の炉/Mystic Forge》や《ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel》のライブラリートップからのキャストが思いつく。

飛行で2/2くらいの基本性能ならメインからの採用も考えられるが,能力が少々限定的すぎて現時点では使いどころは難しく感じた。今後に期待したい。

2. 《ラバブリンクの冒険者/Lavabrink Venturer》

Lavabrink Venturer {2}{W}
Creature — Human Soldier
As Lavabrink Venturer enters the battlefield, choose odd or even. (Zero is even.)
Lavabrink Venturer has protection from each converted mana cost of the chosen value.
3/3

3マナ3/3で奇数か偶数のマナコストのプロテクションを持つクリーチャーだ。

3マナは,《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》,《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》,《秘教の十字軍/Mystic Crusader》などのプロテクション持ちクリーチャーがおり,そこに新たな仲間が加わった。

白のシングルシンボルでエルドラージ・ホワイトでも採用しやすく,3/3という基本サイズもありがたい。2/2先制攻撃よりかは3/3のほうが,打点が高く嬉しい場面が多い。

肝心のプロテクション能力も柔軟性が高く非常に使い勝手がいい。基本は《剣を鍬に/Swords to Plowshares》,《稲妻/Lightning Bolt》,《致命的な一押し/Fatal Push》を回避するために奇数を指定するだろう。この他に,《罰する火/Punishing Fire》などに偶数を指定することがある。地味に,プロテクションの範囲にパーマネントや呪文の指定がないのが強く,偶数を指定すると0マナのクリーチャートークンや土地も回避できる。土地単の《罰する火/Punishing Fire》と《イス卿の迷路/Maze of Ith》を両方回避できるのは心強い。

自分の装備品との相性もやや悪いが,白として優良なクリーチャーだと感じた。3マナ域の基本クリーチャーになる可能性がある。

3. 《希望の光/Light of Hope》

Light of Hope {W}
Instant
Choose one —
• You gain 4 life.
• Destroy target enchantment.
• Put a +1/+1 counter on target creature.

4点ゲイン,エンチャント破壊,+1/+1カウンターの配置を選べる1マナインスタントだ。

能力としては,《希望の魔除け/Hope Charm》や《篤信の魔除け/Piety Charm》に近い。これらの魔除けは破壊できるのがオーラと限定的だったが,《希望の光/Light of Hope》はエンチャントとなり対象が広がった。+1/+1カウンターの配置もコンバットトリックとして使いやすい。

全体として使い勝手の良いカードだと思った。2番目の効果が《解呪/Disenchant》だとさすがに強すぎだろうか。

構築ではエンチャント破壊と+1/+1カウンターに可能性を感じる。例えば,《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》+《歩行バリスタ/Walking Ballista》のコンボで役に立つかもしれないと思った。

4. 《光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth》

Luminous Broodmoth {2}{W}{W}
Creature — Insect
Flying
Whenever a creature you control without flying dies, return it to the battlefield under its owner's control with a flying counter on it.
3/4

白のゴジラカード枠のモスラだ。4マナ3/4飛行で飛行を持たない自陣クリーチャーの死亡時に,飛行を付与して復活させる効果を持つ。

4マナとしては3/4飛行は標準的になってきている。ちょうど,《太陽の恵みの執政官/Archon of Sun’s Grace》と役割が似ている。単体性能だけだとあちらのほうが絆魂を持つ分強い。

このカードの真価は下のリアニメイト効果だろう。発表されてすぐに《厳粛/Solemnity》とのコンボが指摘されている。

白の無限頑強のパーツとしては4枚コンボになってしまうため,少々イマイチだ。そもそも白はサクリ台に乏しい色のため難しい。何か飛行カウンターをうまく取り除くカードと組み合わせて,ビートよりの構成にするのがいいだろうか。

今後の研究に期待したいカードだ。

5. 《スナップダックスの神話/Mythos of Snapdax》

Mythos of Snapdax {2}{W}{W}
Sorcery
Each player chooses an artifact, a creature, an enchantment, and a planeswalker from among the nonland permanents they control, then sacrifices the rest. If {B}{R} was spent to cast this spell, you choose the permanents for each player instead.

懐かしき《大変動/Cataclysm》の亜種だ。最近だと,《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》や《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk》のほうが近いか。

マナ拘束が厳しいが,白白黒赤でキャストできれば《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》になる。《大変動/Cataclysm》と異なり,土地を吹き飛ばせず,プレインズウォーカーも残ってしまうのが惜しい。が,残すカードをこちらが選べるのは悪くない。

もっとも,エターナル構築ではやはり土地を吹き飛ばせる《大変動/Cataclysm》に軍配が上がるだろう。

6. 《雄々しい救出者/Valiant Rescuer》

Valiant Rescuer {1}{W}
Creature — Human Soldier
Whenever you cycle another card for the first time each turn, create a 1/1 white Human Soldier creature token.
Cycling {2} ({2}, Discard this card: Draw a card.)
3/1

2マナ3/1のサイクリング2持ちクリーチャーで,1ターンに一度,サイクリング時に1/1兵士トークンを生成する。

《僧院の導師/Monastery Mentor》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》を彷彿とさせる能力だ。しかし,1ターンに一度という余計な縛りがあるのが惜しい。

サイクリングはコントロールよりの効果であり,構築ではサイクリングで能力が誘発するカード (《霊体の地滑り/Astral Slide》や《稲妻の裂け目/Lightning Rift》など) と組み合わせて初めて生きてくる。

イコリア:巨獣の棲処ではサイクリングもメカニズムとしてフィーチャーされている。

はるか昔のウルザブロックで誕生した《波動機/Fluctuator》リアニメイトの復活を期待彷彿とさせるが,はたしてどうなるのか。

今回取り上げなかった《繁栄の狐/Flourishing Fox》 (サイクリング時に+1/+1カウンターの乗る1マナクリーチャー) との組み合わせも感じられたが,肝となるこのクリーチャーに制限があることが惜しい。

現状エターナル構築ではいまいちだと思うが,今後の可能性に期待したい。

7. 《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den》

Lurrus of the Dream-Den {1}{W/B}{W/B}
Legendary Creature — Cat Nightmare
Companion — Each permanent card in your starting deck has converted mana cost 2 or less. (If this card is your chosen companion, you may cast it once from outside the game.)
Lifelink
During each of your turns, you may cast one permanent spell with converted mana cost 2 or less from your graveyard.
3/2

イコリア:巨獣の棲処で新しく登場した相棒を持つクリーチャーだ。基本性能は3マナ3/2絆魂で,各ターンに一度墓地から2マナ以下のパーマネント呪文をキャストできる。

相棒を使う場合,デッキ内のパーマネントが2マナ以下となる。

まず,相棒という能力が強い。条件を満たせば,統率者のようにいつでも一度だけキャストできる。つまり,初期手札が常に1枚増えている状態となる。コンボとしては,必要なカードが1枚減るので非常に強力だ。

そして,このカードは相棒なしでも十分に強い。相棒は使えないが,ペプルスやアイアンワークス,サルベイジャーコンボあたりと相性が良いように感じた。

1ターンに一度しか使えないので,即死コンボは難しい。しかし,例えば《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》あたりを再利用して継続的にアドバンテージを取ることができる。

あるいは,何か明滅させたり,《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den》を生け贄に捧げてリアニメイトするなどすれば,1ターンに一度の条件を突破できるのだろうか。もし可能ならば,新たな無限コンボの可能性を感じる。

相棒よりかは元の再利用能力が強力に感じた。

8. 《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》

Zirda, the Dawnwaker {1}{R/W}{R/W}
Legendary Creature — Elemental Fox
Companion — Each permanent card in your starting deck has an activated ability. (If this card is your chosen companion, you may cast it once from outside the game.)
Abilities you activate that aren't mana abilities cost {2} less to activate. This effect can't reduce the mana in that cost to less than one mana.
{1}, {T}: Target creature can't block this turn.
3/3

イコリア:巨獣の棲処で一番注目しているカードだ。

3マナ3/3で起動型能力のマナコストを2減少させ,1マナタップでクリーチャー1体をブロックできなくする。これに加えて,デッキ内のパーマネントに起動型能力持ちを条件とした相棒を持っている。

《訓練場/Training Grounds》を内蔵しているカードだ。起動型能力のコストを増加させるカードには《抑制の場/Suppression Field》があったが,減少させるカードとしては白では初となる。

《ハートストーン/Heartstone》はクリーチャー限定で1マナしか減少させず,少々使いにくかった。しかし,このカードは「マナ能力以外」が条件のため,汎用性が高い。基本的には起動型能力のコスト減少が主用途になるだろう。

発表時から指摘されている,《厳かなモノリス/Grim Monolith》や《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》と2枚で無限マナコンボを形成する。極めつけなのは,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》が相棒を持っていることだ。

つまり,相棒の条件を満たせば《厳かなモノリス/Grim Monolith》か《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》の1枚を引けば無限マナコンボを達成できる。これは条件がかなり緩く,狙えば3-4ターン目にほぼ確実にコンボを成立できる。

白のコンボでここまで達成が容易なものはない。ただし,相棒を使う場合,《虚空の杯/Chalice of the Void》,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が使えない欠点がある。そのため,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》の防御方法を考える必要がある。

この点に関しては,《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》が適任に感じている。除去や打ち消し持ちの相手に対しては,《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》から入り,コンボ始動直前に能力で相手の干渉を禁止できる。

3マナで少々重いのだが,単体でもフィニッシャーの《歩行バリスタ/Walking Ballista》をサーチできることと,基本性能も悪くなく,一度着地すればいつでも《沈黙/Silence》を打てるところが強い。

その他,除去に関しては昔ながらの《ルーンの母/Mother of Runes》,《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》,《命の恵みのアルセイド/Alseid of Life’s Bounty》あたりを使う手もある。

ヒロシさんの見解では,リベリオンには100 %ないとのことだったが,レベル以外であれば十分可能性があるように感じた。

そもそも無限マナコンボが決まるならば,レベルクリーチャーよりも《歩行バリスタ/Walking Ballista》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》,《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》で決めたほうがてっとりばよいだろう。

モノリス無限マナコンボの他に,既存のバリヘルコンボやサルベイジャーコンボとも相性がよい。

肝心の《厳かなモノリス/Grim Monolith》と《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》はエターナル構築 (レガシー,ヴィンテージ) と統率者でしか使えないため,世間の注目度はいまいちかもしれない。しかし,白使いとしては《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》に続く,新たな無限コンボの成立であり,非常に期待している。

コンボパーツの《厳かなモノリス/Grim Monolith》は再録禁止であり,一時2万円まで高騰したことがある。現在は8000円程度と相場最安であり,今後急騰する可能性を感じたので,少々出費だが残り3枚を急遽購入した。

結論

テーロス還魂記の《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》による《歩行バリスタ/Walking Ballista》との無限コンボに続いて,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》と《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》か《厳かなモノリス/Grim Monolith》による無限コンボが成立した,白として非常に期待できるカードセットだった。

無限マナコンボについ目が奪われがちだが,《ラバブリンクの冒険者/Lavabrink Venturer》と《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den》も十分に強い。何より,相棒やキーワード・カウンターのメカニズムが魅力的でわくわくするカードセットだった。

以下のカードは購入予定だ。

  • 2-3枚: 《ラバブリンクの冒険者/Lavabrink Venturer》
  • 1枚以上: 《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》
  • 1枚以上: 《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den》

《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》には非常に期待している。あまりにも期待しているので,一番値上がりの可能性が高い《厳かなモノリス/Grim Monolith》を3枚追加で購入したくらいだ。

発売後には是非《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》を使った無限マナコンボを組んでみたい。相棒となる《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》や《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》の収集も進めたい。

白は統率者で最弱と噂されるほどであり,実際エターナル構築ではいまいちだった。しかし,ここにきてテーロス還魂記の《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》に続いて,《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker》により白の無限コンボが2個も成立するようになった。

白復活の兆しが見えてきたように感じる。イコリア:巨獣の棲処発売後のメタゲームに注視したい

購入報告: たったの1枚しか使えない0マナの条件付きカウンター

概要

MTGOの登録記事の作成を優先したため,遅れての購入報告となる。

2020-03-25 Wedの晴れる屋トーナメントセンターのLet’s 5 レガシー参加時に,《精神的つまづき/Mental Misstep》日1枚を150円で購入した。

丁度,その日は何かキャンペーンをやっていたのが,レジにおいてあるラムネとせんべいもおまけでもらえた。ちょっとびっくりした。

本当は《輝きの乗り手/Glowrider》の残り2枚を購入したかったのだが,晴れる屋の在庫がなくなっていたため,代わりに購入した。《輝きの乗り手/Glowrider》の在庫が戻るとは思えないので,別のお店の通販で買うしかない。

効果

《精神的つまづき/Mental Misstep》

Mental Misstep / 精神的つまづき (青/Φ)
インスタント
((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
点数で見たマナ・コストが1の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

《精神的つまづき/Mental Misstep》は2011年頃に「新たなるファイレクシア」で収録されたカードだ。

1ファイレクシア・マナで1マナの呪文を打ち消せる条件付きカウンターだ。ファイレクシア・マナで支払うことが可能であるため,0マナでキャストが可能で,数少ない白で使用可能な打ち消し呪文でもある。

相手の《精神的つまづき/Mental Misstep》を打ち消すために《精神的つまづき/Mental Misstep》を採用するということもあり,モダンとレガシーで禁止されている。ヴィンテージでは長らく何の制限もなかったのだが,2019-08-30の禁止改定で制限カードに指定された。

したがって,記事の題名に付けた通り,このカードが使用可能なヴィンテージと統率者で,ともに「たったの1枚しか使えない0マナの条件付きカウンター」というわけだ。

MTG休止前のレガシーで2011-10-01に禁止される前は,相手の《渦まく知識/Brainstorm》や《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を打ち消すために,白ウィニーへの採用に迷った挙句,結局採用しなかったという経緯がある。

ヴィンテージへの白ウィニーでの参戦を考えており,ヴィンテージで採用されるカードを収集していてこのカードを購入した。ある意味,1枚しか集めなくていいので気楽だった。

ヴィンテージでは,相手の《Ancestral Recall》をとめられるかどうかは勝敗を分けるので,エルドラージ・ホワイトなどでも採用されることがあるようだ。

ヴィンテージでの制限解除の可能性もあるのだが,制限解除されるとまたワークショップ以外でお互い4枚積みになり,デッキ構築を歪めることになるので,制限解除の可能性は薄いと感じている。

値段も150円程度と比較的安価だったので,ヴィンテージや統率者用に,禁止カードのコレクター要素としても,記念に1枚持っておくのは悪くないだろう。

結論

ヴィンテージ向けのカードを購入した。0マナでどのデッキでも使用可能というのはやはり汎用性が高い。

《精神的つまづき/Mental Misstep》と境遇の似ている《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》も今後購入したい。

なお,余談だがDiaryNoteでは投稿の題名に「たった○マナの」などやや扇情的なものにすると,内容の薄い購入報告でもアクセスが急増する。

お気に入りの購読数が増えたこともあり,だいたい,記事を投稿しなかったら1日100アクセスくらいで,大会報告を投稿すると200くらいだ。

それが,例えば先日の「購入報告: たった1マナで1ドローできる置物」であれば普段の10倍以上の1500が2日続いた。

アクセスが増えてもコメントがつかないところが復帰前後の違いとなっており,なんだか寂しくもある。

ポケモンのアニメのアイキャッチのように,もはや題名がカードあてクイズのようになっている感じだろうか。

題名だけでなく,内容もアクセスに伴ったものにしていきたい。

CardhoarderのMTGO新規登録キャンペーンの適用方法

MTGO (Magic The Gathering Online) の新規登録関係の投稿はこれが一旦最後となる。

MTGOは今が絶好の始め時?」で言及したCardhoarderで開催されているMTGOの新規登録キャンペーンの適用方法を記す。

導入

CardhoarderはMTGOでのカードの売買業者の一種のようだ。こちらのサイトではCardhoarderでのカードの販売・注文やMTGOに関する情報が掲載されている。

Cardhoarderでは,以前からときどきMTGOの新規登録者向けのキャンペーンを実施している。MTGOのアカウント作成後30日以内に
キャンペーンページからリクエストを送信すると,Cardhoarderのbotで使用できる2-4チケットをプレゼントしてくれる。Cardhoarderのサイトのアカウントの作成が不要で,キャンペーンページから情報を登録するだけでいいのでお手軽だ。

過去の情報をみると,2チケットのプレゼントが多い印象だ。ただ,3月頃からこの記事を作成している2020-04-06 Monまではこれが4チケットになっている。4チケットは過去のキャンペーンと比較すると量が多い方だ。

前回の「MTGOのAccount Upgrade Kitの購入方法」と合わせて,MTGO開始の絶好のタイミングだろう。

MTGOのBot ticketというのがそもそもよくわかってなくて,このCardhoarderのチケットの入手とその確認方法がよくわかっていなかったので,キャンペーンの適用方法と受け取ったチケットの確認手順を整理する。

キャンペーンへの登録

まず事前にMTGOのアカウントを作成する。アカウントを持っていなければ,「MTGOのアカウントの作成方法 」を参考にアカウントを作成しておこう。

MTGOのアカウントを作成したら,必須ではないがAccount Upgrade Kitも購入しておいたほうがいい。Cardhoarderで提供されるBotチケットを使うには,Basic Accountでは制限されているトレード機能が必要だからだ。Cardhoarderのキャンペーンだけ先のもらっておいて,後でAccount Upgrade Kitを購入するのもありだ。

Account Upgrade Kitの購入方法は「MTGOのAccount Upgrade Kitの購入方法」を参考にしてほしい。

MTGOのアカウントの用意ができたら,ようやくCardhoarderのキャンペーンの登録を行う。

まず,「Welcome to MTGO! Gift」のCardhoarderのキャンペーンページにアクセスする。

[Email] と [Magic Online Username] 欄にMTGOに登録した内容を記入して,[Send Request] を選択する。

これで登録が完了となる。上記に記載されている情報では,ギフトの提供まで1営業日かかるらしいので待つ。

こちらが2019-03-29 Sunに登録した場合は,数分後に4 bot credit giftが適用されたというメールを受診した。

メールにある通り,MTGOのTRADEでCardhoarderのBotとトレードする場合や,CardhoarderのWebサイトでの購入時に支払いをTixにする場合に利用可能な4チケットが適用された。

キャンペーンの適用確認

4チケット適用されたとメール本文にはあるが,クーポン券やポイントなどと異なり,実際に適用されたのか確認できず,自信がなかった。そこで,キャンペーン適用の確認方法も記す。

まず,MTGOにログインし,[TRADE] を選択する。その後,左上の検索欄に [cardhoarder] と入力して,Cardhoarderが運営しているBotを探す。

Cardhoarderが運営しているBotのユーザー名は「Cardhoarder Automated Trading」に掲載されている。ひとまず [cardhoarder.bot] を選択する。

トレード画面に入るので,何でもいいのでカードを左下の [You Will Receive] にドラッグドロップしてみる。ここでは,《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》を選んだ。

すると,右のチャット欄 (の下から2番目) に以下のように表示される。

16:11: Alphabot YOU GIVE: 5.86 tickegs (9.86 total - 4.00 saved credits).

《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》の値段は9.86 ticketsで,ここで4 tickets使って残り5.86 tickets要りますよ。という意味だろう。キャンペーンで受け取った4チケットがたしかに反映されていた。

これで確認はおしまいだ。Cardhoarderが運営するBotであればどれでも適用されるらしい。

なお,Cardhoarderではリファラルキャンペーンを実施している。[https://www.cardhoarder.com/r/5e7eef4154085] のURLからCardhoarderのアカウントを作成して,初回の注文で10チケット分以上注文すると,1チケットサービスしてくれるらしい。紹介したこちらには2チケットプレゼントされる。

今回の4チケットのキャンペーンも初回購入時に強制的に割り引かれるので,どうせなら10チケット分のカードを購入して追加の1チケットをもらうとよいだろう。

結論

Cardhoarderで実施されているMTGOのアカウントの新規登録キャンペーンの適用方法と適用結果の確認方法を記した。

MTGOは今が絶好の始め時?」から端を発したMTGOの新規登録に関する記事は一旦これで終わりとなる。この後のMTGOの流れとしては,アカウント作成時に付与されたNew Player Pointsを使ったMTGOのチュートリアルイベントの参加などだろう。

ただ,自宅のPCがUbuntuであり,現状Ubuntu上のVirtualBoxのWindowsでMTGOをプレイする必要がある。VM上のWindowsは動作が重く,正直あまり積極的にMTGOをプレイしたいと思わない。その他,現在レガシーフォーマットで使用しているデッキをMTGOでも組もうと思うと,また10万円近くのお金が必要になり,そこもあまり気乗りしない。

今回MTGOのアカウントだけひとまず作成したので,また何か状況が変わって,MTGOに本格参戦する場合に,MTGOの記事を投稿したり,自分のMTGOのアカウントについて告知したい。

MTGOのAccount Upgrade Kitの購入方法

概要

前回の投稿でMTGO (Magic The Gathering Online) のアカウントの作成方法を記した。

アカウント作成直後は,アカウントの種類がBasic Accountとなっている。Basic
Accountではアカウント作成時に配布されたカードでのプレイや,アカウント作成時に付与される20 New Player
Pointsを使ったドラフト,シールド,スタンダードをプレイできる。

ただし,Basic AccountはあくまでMTGOの使い勝手の確認のためのもので,FAQ (Magic Online Basic Account FAQ – MTGO) にある通り,カードの購入,交換,チャットなどの機能が制限されて使えなくなっている。さらに,3か月間使われなければアカウントが抹消され,ユーザー名も解放される。

この制限を解除してBasic AccountをFull User accountにするには,[Account Upgrade Kit] の購入 (9.99 USD) が必要となる。そのため,[Account Upgrade Kit] は実質的にMTGOをプレイする上で必須のアイテムとなっている。

なお,「MTGOは今が絶好の始め時?」に記した通り,2020-03-18 Wedから期間限定の割引キャンペーンで9.99 USDのAccount Upgrade Kitが4.99 USDとなっている。

このキャンペーンを利用して実際にAccount Upgrade Kitを購入したので,手順を記す。

購入

まず,MTGOを起動してログインし,[STORE] を選択する。

[FEATURED] に [Magic Online Account Upgrade Kit] があるので,[ADD TO CART] を選択する。

すると,右下のクレジットカード欄に入力できるようになるので,クレジットカードの情報を記入して,[CHECKOUT] を選択する。

住所の入力画面が表示されるので,まだ入力していなければ入力する。

英語表記の住所に慣れていなければ若干戸惑うかもしれない。[ZIP/postal] に郵便番号,[City] に都道府県を入力し,[Address 1] に [Nakano-ku xxx-cho 1-1-1] のように住所の日本語表記をローマ字にしたものを入力しておけば大丈夫だ。実際に配達される場合は,日本人が住所を見て配達することになるので,実害はない。

内容に問題なければ,[SAVE CHANGES] を選択する。

最終注文画面が表示されるので,問題なければ [Purchase] を選択する。割引キャンペーンの値段で4.99 USDのところに税金がかかって5.39 USD (609円) になった。

購入が完了すると,[Account Upgrade Kit] がCollectionに追加されるので,[Close] を選択して一度閉じる。

注文明細画面が表示され,同じ内容がメールにも送信される。領収書が必要な場合にはこれらを保存しておこう

この時点で制限が解放され,[TRADE] や [CHAT] ができ,[STORE] で他のアイテムを購入できるようになる。

開封

購入した [Account Upgrade Kit] は [COLLECTION]>[Other Products] に以下のように表示されている。

[Account Upgrade Kit] を購入した時点で制限が解放されるのだが,それとは別でFAQ (Magic Online Basic Account FAQ) にもある通り, [Account Upgrade Kit] を開封すると以下の特典を受け取ることができる。

  • 現在のスタンダードのコモン2枚ずつ,アンコモン1枚ずつのセット
  • 10 New Player Points
  • 100 Play Points

いつでも好きなときに [Account Upgrade Kit] を開封してこれらの特典を受け取ることができる。

1個目のスタンダードのカードは開封時期により内容が異なるので,それだけ注意したほうがいいだろう。それ以外はタイミングに違いはない。スタンダードのローテーションがなされる9月末頃に開封するのがもっとも効率がいいかもしれない。

右クリックで [Open 1 of Them] を選択すると開くことができる。開封すると以下のようにCOLLECTIONに開封物が追加される。

2020-03-28 Sat時点 (ラブニカのギルド,ラブニカの検診,灯争大戦,基本セット2020,エルドレインの王権,テーロス還魂記)
ではBasic Accountアカウント作成で2226枚のカードを所持していた。[Account Upgrade Kit]
を開封すると3958枚に増えていた。

単純に所持枚数が2倍になっていないことから,[Account Upgrade Kit] に含まれるカードは上限枚数が決まっているのだろう。

初回のカードを増やしたければ,アカウント作成時のタイミングを9月末に合わせるのがよさそうだ。

結論

MTGOをプレイしていく上で必須となる [Account Upgrade Kit] の購入方法を解説した。

これでMTGOを始める準備がひとまず整った。

実際に購入した際には,[Account Upgrade Kit] を開封できると知らず,良く考えずに開封してしまった。

開封物に現在のスタンダードのカードが含まれる点がタイミングを悩ませるところだが,スタンダードをがっつりやるのでなければ,大勢に影響はないだろう。

9月のスタンダードのローテーションの直前に開封すれば,枚数が増えるのかどうかというのは若干気になるので,ローテーション前に開封した人が入れば開封枚数を教えてほしい。

MTGOのアカウントの作成方法

MTGOのアカウントの作成手順を記す。

概要

前回の投稿でWindowsへのMTGO (Magic: The Gathering Online) のインストール方法を解説した。

その続きとして,MTGOのアカウントの作成・初回インストール設定までを記す。

起動

インストールにより以下のようなMTGOの起動用アイコンがデスクトップなどにあるので,これをダブルクリックするなどして起動する。

MTGOを起動すると以下の画面が表示される。

基本的にMTGOはログインが必要なオンラインアプリケーションのようで,初回はアカウントの作成が必要となる。そのため,アカウントを作成する。

アカウント作成

左下の [CREATE NEW ACCOUNT] を選択してアカウント作成を開始する。

誕生日と国籍の入力欄が表示されるので入力する。その後,[Next] を選択する。

電子メールアドレスと氏名,スクリーン名の入力欄が表示されるので記入する。

[Desired Screen Name] が,MTGOでのプレイヤー名となるので,慎重に考える。

入力後,[CLAIM NAME] を選択して使用可能であることを確認する。問題なければ,[Next] を選択する。

パスワードや秘密の質問と回答,ユーザー同意書とプライバシーポリシーの同意の入力画面が表示される。入力後,[Next] を選択する。

登録したメールアドレスにアクティベーションコードが送付される。メールを確認して,本文中の [Confirmation Code] を入力して [Next] を選択する。

[Welcome to Magic Online] 画面が表示される。商品,報奨,メールの受信設定が表示されている。特にデフォルトのまま問題ないので,[Confirm and Open Starter Kit] を選択する。

ここまでで,最低限のアカウント作成が完了となる。このあとは,初回の [Starter Kit] の開封などになる。

なお,アカウント作成時点ではクレジットカードや住所の情報は必要ない。[Account Upgrade Kit] の購入時に必要になる。

[Starter Kit] の確認

[Confirm and Open Starter Kit] を選択すると,以下の画面が表示される。

初回セットの2226枚のカードがコレクションに追加される。MTGOの画面UIとして,左側にカードの拡大画面が表示されている。

内容は「Magic Online Basic Account FAQ – MTGO」にあるとおり,現時点 (2020-03-28 Sat) のスタンダード (テーロス還魂記,エルドレインの王権,灯争大戦,ラブニカの献身,基本セット2020) の,全コモン2枚,全アンコモン1枚セットとなっている。

内容を軽く確認したら,[Close] を選択する。

今度はゲームガイドの確認画面が表示される。わからないことがあれば,チャットで24時間質問できるらしい (本当か?)。初回で使い方がわからないので,[Visit Guide] を選択する。

Webブラウザーで「MTGO | Game Guide | MAGIC: THE GATHERING」が表示された。公式サイトにガイドがあるようだ。お気に入りに登録して暇なときにみるとして,MTGOの画面に戻る。

手持ちカードの一覧画面が表示された。この画面からたぶんデッキを作成したりするのだろう。

ひとまずここまででアカウントの作成と初回設定が完了した。今回はアカウントを登録することが目的であり,デッキ構築や対戦などはまた今度行う。

次回起動時は,起動画面の [Screen Name] と [Password] にアカウント作成時に登録した内容を入力してログインする。毎回ログインが必要なのが少々手間だ。もしかしたら,ログイン情報を保存する設定などあるのかもしれない。

結論

MTGOのアカウント作成から初回起動設定までを行った。

初めてだと画面UIに戸惑うものの,アカウント作成だけならば,誰にでもできそうだ。

MTGOは今が絶好の始め時?」に記載した通り, [Account Upgrade Kit] の割引などがあり,MTGOを始めるならば今が絶好のタイミングだろう。アカウントだけでも作るのはありだと思う。

この後は,「今が絶好のタイミングの理由」である割引された [Account Upgrade Kit] の購入や,Cardhoarderでの新規登録キャンペーンの獲得方法などを記したい。

どれもやってみれば簡単な話ではあるのだが,MTGOという未知のよくわからないものを始めるには,このレベルの簡単な話でもあるとないのとでは大違いだ。少なくとも自分はあればよかったなと思った。

こういう場面でも,よく知らない人が解説しているよりも,知っている人,身近な人,実名でやっている人のほうが情報の発信源としても信頼できるだろう。

MTG歴は10年くらいあるものの,今回MTGOを初めて使うということで,自分にとってもとっつきにくかったMTGOの情報を整理するにはいい機会だ。もう何回かMTGO関係の簡単な記事の作成を続けることにする。