概要
統率者戦 (Commander, EDH) に対応したMTG用ライフカウンターアプリ (Android) を開発して公開したので紹介する。
Google Play で2020-05-23 Satから公開されており,ソースコードはGitHub で公開している。
開発したアプリの詳細な説明は,本体サイトの「MTGCounter: カードゲーム (MTG) 用ライフカウンターアプリ – senooken.jp」で記している。
Google Playでの公開後,他の作業やドキュメント作成などに時間がかかり,報告が遅くなってしまった。ようやくドキュメントが整備できたので,今回の報告となった。
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説明
今回開発したアプリの特徴は以下のとおりだ。
- 多くの種類のカウント (ライフ,毒,経験,エネルギー,マナ,ストーム,ドロー)
- ライフ履歴の追跡
- ゲーム履歴の保存と閲覧
- 統率者への対応
- 古いAndroidへの対応 (Android 4.0.3 APIレベル15以上)
- オープンソース (https://github.com/senooken/MTGCounter)
- 無広告
2019年12月で仕事を辞めて,2020年1月からはニートとなり自宅で勉強している。勉強内容の一つがAndroidであり,勉強の成果として何かしらのアプリを開発し,Google Playで公開したいと考えていた。
個人的に,アプリ開発で一番重要と思うのが,適度な難易度の課題設定だ。今回は,Android開発の初級の題材として,MTGのライフカウンターアプリが適切ではないかと思い,取り組んだ。
事前に3月に開発に着手した際にDiaryNoteを巡回していたときに「ふとした思いつき」を見つけ,統率者戦では管理すべき項目が多く,以外と対応できている既存アプリはないとわかり,こちらの課題を最低限解決できることを要件とした。
これに加え,紙でライフを管理するのと同じく,ライフの変化の時系列を記録できる機能も要件とした。
自分にとってはこの機能が必要で,既存アプリでこの機能を満たせるものがないため,結局いつも紙でライフを管理している。
ふと思ったが,ライフカウンターアプリも柔軟性の高い手書きメモ帳アプリが実は一番なのかもしれないな…今さらだが…
デザインはMTG公式のロゴがオレンジと黒を基調としたものとなっていたので,それを自分なりに踏襲した。
本体サイトでも書いた通り,実際に開発すると,細かいところがいちいち面倒くさくて,後半はもはや根性で作っていた…。
結論
本体サイトの説明文書の作成で疲れてしまったので,手短となるが以上となる。
Android端末では基本的に動作するはずなので,よければお使いいただき,コメント (悪い点,良い点,要望) などいただけると幸いだ。
通常の仕事だけではいつまでも同じことしかできず,今回のようにどこかで新しいことに挑戦しないといつまで経っても《死の国からの脱出/Underworld Breach》できない。
今回のアプリ開発を次の仕事や今後につなげていきたい。
コメント
[…] MTGCounterは趣味のトレーディングカードゲームのMagic: The Gathering (MTG) のライフ管理のためのAndroidのアプリケーションとなっている。 […]
[…] 過去にMTGのライフカウンターアプリなんてものも作ってみたが,いちいち難しくて時間がかかるわりにたいしたものが作れない。 […]