評価: ローウィンの昏明 | 白の強かったローウィンの続編で白ウィニー復権なるか?

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概要

2026-01-10 Satに2026-01-23 Fri発売の新セットの『ローウィンの昏明|製品情報|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト』の全カードが公開された。白目線でレビューしておく。

2007年頃に登場したローウィン/モーニングタイド・シャドウムーア/イーブンタイドブロックの続きのセットとのこと。ローウィンの続編ブロックは意外なことにまだなかった模様。ローウィンブロックは思考囲いという黒の最強手札破壊や変わり谷などが登場しており、白ウィニーの強かった時期。

収録カードのパワーが全体的に高く、白のカードも強くて、落ち目のスタンダードで白ウィニーの復権を匂わせるセットになっている。

効果

最初に新登場のメカニズムを整理する (『ローウィンの昏明』のメカニズム|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト)。

以下が新規メカニズムとなる。

  • 色彩: コントロールしているパーマネントの色数を参照。版図に近いメカニズム。
  • 枯朽: -1カウンターを追加コストとして自軍に設置することで追加効果。贈呈に近い。

そのほかに以下のメカニズムが再録されている。

  • 多相
  • 同族
  • 召集
  • 後見
  • 想起

特に、多相と想起がゲームに与える影響が大きいので注意が必要。

評価

新メカニズムを理解したところで、早速注目カードを評価していく (『ローウィンの昏明』カードイメージギャラリー)。白視点で、白のカードを中心に、レガシーやスタンダードなど総合的な視点で個人的に気になったカードを取り上げる。

    • 熟練の整水家: 3/3/4でタップ状態に破壊不能。実質的に攻撃時無敵になる。返しの全体除去の耐性にもなっている。文句なしで強い。勇敢なる救出者、スキと並んで白ウィニーの主軸になりえる。
    • 辺境地の御目付役、アジャニ: 久しぶりの3マナアジャに。1WW、忠誠度3、+1=WG1/1トークン生成。-2=タップクリーチャーに4点。-8=ライフ数トップを見て3マナ以下のパーマネント全出し。白単だと歴代で1番強いアジャニだろう。軽くて除去でアドバンテージが取れてノーモーションでトークン生成。放浪皇に近い。ミッドレンジ系の白で採用されるだろう。高速アグロだとやや遅くて熟練の整水家を優先したくなる。スタンダードだと勝利の楽士くらいしかノーモーションでトークン生成できるカードがなかったので貴重。世話人の才能+永劫の無垢のトークン系デッキが強化される。
    • 積みすぎな石背負い: 1W/4/4でETBで-1カウンターを自分に2個。1Wで-1カウンター除去して破壊不能付与。単純に2/4/4のスタッツが強い。-1カウンターの除去がネックだが、暇な時にカウンター除去で3/3になったりする。やや遅いが可能性を感じる。
    • 小村の闘士: 4/4/5瞬速。ETBでキスキン1枚追放。他のキスキン+1。皺だらけの主のようなキスキンのロード。瞬速でサイズがなかなか。キスキンがフィーチャーされているので悪くない。
    • 動きにくい騎兵: 1W/5/4ETBで-1カウンター3個。タップ状態で-1カウンター除去。普通にアタックすれば3/2相当。2回目で4/3。ノーモーションで成長するのが強い。積みすぎな石背負いより使いやすいかも。あるいは両方使って破壊不能を活かすのもいいかも。
    • キンズベイルの野心家: W/2/1追加コストでキスキンの後見か2が必要。他の生物のETBで+1修正。ゴールドメドウの重鎮相当。強化もキスキンの縛りがなく強い。P3-4での継続アタックが可能。1マナの打点として最高レベル。楽士との相性も抜群。
    • キンザーの歩哨: 1W2/2先制攻撃絆魂。攻撃時に攻撃クリーチャー数以下の生物を攻撃状態で戦場に出せる。白の爆弾レア。どう考えても強い。1T目に1マナ出せば3T目に2マナを出せる。3-4T目に爆発できて、スキ+楽士とかスパイダーマンの原点のような小細工なしでも普通に4-5キルが可能になる。性能もメドウグレインで戦闘で有利。白のアグロだと必須カードになる。
    • 割に合わない一撃: 2Wで解呪か3マナ以上生物破壊。枯朽2で両方。うまくやれば1:2交換できるが、-2カウンターを置くと自軍も死亡するか相当弱くなる。もどかしい。トークン系デッキでトークン犠牲にすると思えば悪くない。
    • 不朽不変、ライズ: 1W2/2。瞬速でETBで自軍1体にエンド時まで頑強。WTで自軍カウンター除去。今セットで-1カウンターが多いのでそれとシナジーがある。それ以外だと何か面白いコンボが組めそうだがちょっと思いつかない。
    • ワンダーブラインの罠師: W/2/1。1T+他のアンタップ状態タップで1体タップ。サバンナライオンで後半タッパーにもなれる。無駄がない。最後の数点を削ったり相手のファっティーを止めるのに役立つ。悪くない。
  • 多色
    • 口達者な一年生、アビゲール: W/BW/B1/1飛行、先制攻撃、絆魂。ETBで他の生物1体を無能力化して飛行、先制攻撃、絆魂カウンター付与。除去にも強化にも使える。白目線だと普通に1T目のサバンナライオンに能力付与だけでも強い。能力が多いので龍火の刃やバジリスクの首輪の装備先としてうってつけ。「スタンダード 装備 | 白単アグロ | スタンダード | デッキ構築機能」など白の装備系デッキで重宝されるだろう。ただ、死の影などデメリット能力持ちが黒に多く、そちらとのコンボでセットで今後多用される気がする。
    • 蝕甚化したキスキン: W/G W/G2/1。ETBでトップ4枚みてキスキン・森・平地のどれかをサーチ。2マナ域のキスキンで手札を減らさずに展開できるのが悪くない。
    • 寓話の大立者: W/G 1/1、W/G=2/3に変化。1W/G W/G=4/5。3W/G W/G W/G=7/8プロテクション対戦相手。運命の大立者のリメイク。運命の大立者も強くてかなり長いこと使っていた。それより基本性能が上がっている。スタンダードやパイオニアの白ウィニーの1マナとして居座る可能性が高い。
    • 注意深い一年生、キーロル: 1W/R W/R3/3。アンタップ状態2体Tで誘発能力のコピー。デルニーに近い能力。生物2体必要だが、うまくはまればかなり強い。スタンダードの白だとデルニー同様あまり思いつかない。カードプールが広がるほど可能性が高い。
  • アーティファクト
    • 石人の核: 3。多相、Tで任意色マナ1点。4でエンド時まで4/4生物化。多相で何かとサーチできるマナファクト。リベリオンからマナ加速に使ったり何か可能性を感じる。
    • 集合石: 4。ETBでクリーチャータイプ宣言して、1減少。ETBとアップキープでトップ1枚が同じタイプならドロー。部族系デッキのアドエンジンとして強い。
    • 鍾乳石の短剣: 2で装備2。ETBで多相1/1生物生成。装備で+1/+1と多相付与。部族系デッキで何かできそう。

候補

レビューした結果、以下のカードは購入を検討したい。

    • 熟練の整水家
    • 辺境地の御目付役、アジャニ
    • 動きにくい騎兵
    • キンズベイルの野心家
    • キンザーの歩哨
  • 多色
    • 口達者な一年生、アビゲール
    • 寓話の大立者

装備だけ口達者な一年生、アビゲールが必要。

それ以外の通常白ウィニーだと、全部検討できる。寓話の大立者と熟練の整水家、キンザーの歩哨の優先度が高い。どれも強い。逆い、アジャニは汎用的な強さだが、高速アグロだと遅くて、どちらかというとトークンとかコントロール系のカードに感じる。が、コントロールや消耗戦になった場合、強いのは間違いないのでいるのかもしれない。

結論

かつてのローウィンブロック同様に、優秀な白の生物が多数登場して、スタンダードで落ち目な白ウィニー復権の可能性を感じるセットだ。

スタンダードや他フォーマットでキスキンデッキが復活するかもしれない。人間のほうが今は強いが、どうなるか。

最新マイデッキが上記2種。装備は口達者な一年生、アビゲールで完成。ウィニーの方は寓話の大立者、熟練の整水家、キンザーの歩哨などが入って。デッキの幹が大幅に強くなる。

今回は欲しいカードが多いのでプレリに2回でて、マジックリーグも参加する。パックも多めに空けて欲しいカードを自分で引き当てたい。

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