日中に別の用事で外出していたので,その帰りに晴れる屋休日レガシー20:00の部に参加した。
なお,今回からカード名の入力効率を上げるため,辞書ツールを導入した。
概要
- イベント名: 休日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/121/20181124/
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2018-11-24 Sat 20:00
- 参加費: 500円
- 参加人数: 16
- 結果: 1-2
デッキ
デッキ名: 装備リベリオン 60 メインボード 24 土地 8 《平地/Plains》 4 《不毛の大地/Wasteland》 4 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》 2 《埋没した廃墟/Buried Ruin》 2 《砂漠/Desert》 3 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》 1 《カラカス/Karakas》 23 クリーチャー 4 《ルーンの母/Mother of Runes》 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 3 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》 1 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》 1 《アムローの偵察兵/Amrou Scout》 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》 1 《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》 1 《鏡の精体/Mirror Entity》 3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 13 その他 4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》 1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》 1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》 1 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 1 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 15 サイドボード 1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 1 《忘却の輪/Oblivion Ring》 3 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 1 《真髄の針/Pithing Needle》 1 《斑岩の節/Porphyry Nodes》 1 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 1 《忘却石/Oblivion Stone》 1 《煙突/Smokestack》 1 《謙虚/Humility》 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 1 《聖なるメサ/Sacred Mesa》 1 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》
前回からの変更点は以下だ。
- Out: 流刑への道2,太陽と月の輪1,絶対の優雅1
- In: ファイレクシアの処理装置1,煙突1,斑岩の節1,悟りの教示者1
まず,大会参加直前に以下の3枚のカードを購入した。
- ファイレクシアの処理装置 (50円) 1枚
- 斑岩の節 (400円) 1枚
- 煙突 (300円) 1枚
前回の参加報告でも書いた通り,サイド後の動きを強くするカードを用意した。「夜の戦慄」を出されても有効な「ファイレクシアの処理装置」,エルドラージに有効な「斑岩の節」と「煙突」をサイドに採用した。
試合
休日20:00の部は,参加人数が16人といつもよりやや少なかった。
第1試合: ×× グリクシスコントロール
5回目のグリクシスコントロールとの対戦。
1ゲーム目は後手で初手スタート。「ルーンの母」「果敢な勇士リン・シヴィー」ハンドをキープしたところ,相手に「思考囲い」でリンを捨てられる。その後,相手にクリーチャーを大量に展開され敗北。
2ゲーム目は先手で初手をキープ。「ルーンの母」「石鍛冶神秘家」「斑岩の節」「世界のるつぼ」などの内容。
1ターン目の「ルーンの母」を《夜の戦慄/Dread of Night》で除去され,2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《目くらまし/Daze》で打ち消される。その後,相手は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を展開。手札の《斑岩の節/Porphyry Nodes》でアドバンテージを稼ごうと2体目のクリーチャーが唱えられるまで待機していた。しかし,よりにもよって《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》を出される。しかたなく,《斑岩の節/Porphyry Nodes》を展開するも,相手はさらに《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》などを追加で展開。こちらは,後続のクリーチャーを引かず,敗北。
2ゲーム目は2ターン目の《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を《目くらまし/Daze》で打ち消された時点で負けが確定したようなものだった。
グリクシスコントロールというデッキにも,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を採用したコントロールよりな構成から,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《目くらまし/Daze》を採用したビートよりの構成などいくつかバリエーションがあることに初めて気づいた。
今後は,相手のグリクシスコントロールがコントロールよりなのか,ビートよりなのか,特に《目くらまし/Daze》が入っているかどうかに細心の注意を払って対戦する。カナディアン・スレッショルドのように《目くらまし/Daze》が入っている相手は,絶対に《目くらまし/Daze》で打ち消させない プレイングが重要だ。
また,サイド後は《夜の戦慄/Dread of Night》が入ってくることを想定して,《ルーンの母/Mother of Runes》を全抜きしてサイドボードカードをありったけ詰め込む。
2ゲーム目では,またしても《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》が腐ってしまった。《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》の4枚目を採用する。
第2試合: ×○×奇跡
3回目の奇跡との対戦。
1ゲーム目は,こちらの手札に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》とレベルクリーチャーがある状態で,クリーチャーを展開できるという理由でレベルクリーチャーを優先して展開。ただ,この判断がまずかった。ジェイスのバウンスやらなんやらで,クリーチャーを思っていたように展開できなかった。結局,アドバンテージ差を付けられ,《僧院の導師/Monastery Mentor》で負ける。
2ゲーム目は,お互い消耗戦になったところで,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》をサーチしてフィニッシュ。
3ゲーム目は,4ターン目あたりが勝敗の別れ目になった。こちら2ターン目に《漸増爆弾/Ratchet Bomb》。相手は3ターン目に《基本に帰れ/Back to Basics》。こちら,平地2枚で残りは特殊地形だったので刺さる。続いて相手は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》を展開。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》で《基本に帰れ/Back to Basics》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》のどちらを破壊するか悩む。土地が伸びれば,手札の《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》で後続を引っ張ってきてプレインズウォーカーを除去できると見込み,《基本に帰れ/Back to Basics》を破壊することにする。しかし,これがミスだった。相手は,その後《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》も展開してきて,こちらの生物が展開できない。そのまま,ギデオンのトークンで負ける。
奇跡相手のサイドボードも間違えていた。《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》は除去できるカードがないので,外すべきだった。また,土地を引く可能性のほうが高かったので,より脅威であるプレインズウォーカーの破壊を優先すべきだった。
また,3ゲーム目の終盤で《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からサーチした《忘却石/Oblivion Stone》が《意志の力/Force of Will》で打ち消された。このときに,《埋没した廃墟/Buried Ruin》があればぎりぎりリカバリーが間に合っていた可能性があった。サイド後の対策カードを使い合わすためにも,《埋没した廃墟/Buried Ruin》を増量したほうがいいかもしれない。
第3試合: ○○スゥルタイコントロール
グリクシスコントロールかと思ったが,《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》や赤がはいっていないので初見の相手だった。
1ゲーム目は,《悪意の大梟/Baleful Strix》や《タルモゴイフ/Tarmogoyf》でライフを積められるも,レベルクリーチャーと《ルーンの母/Mother of Runes》で耐えて,最後は《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》でひっくり返す。
2ゲーム目は,お互い消耗戦になったところで,《聖なるメサ/Sacred Mesa》でクリーチャーを展開して勝ち。
2ゲーム目は,若干プレイミスがあった。こちら手札の土地を出せば,レベルクリーチャーの能力を起動できるのに,土地をおかずにアタックに行く。相手ブロック時に《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》からレベルクリーチャーを除去されてしまった。青が入っている相手は,常に《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》に注意が必要だった。
相手の動きが遅めだったので,こちらも初動がゆっくりになるので戦いやすかった。
試合後,こちらのリベリオンデッキに興味を持ってくれたようで話をする。なんでも,メルカディアン・マスクスブロック時にMTGを始めたので,リベリオンが懐かしかったとのこと。
- Q.1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を使うなら,《殴打頭蓋/Batterskull》は必須ではないか?
- A.1 《殴打頭蓋/Batterskull》は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が除去されると手札で腐り,素引きしたときや《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》に装備してアタックなどが難しいので不採用にしている。
- Q.2 サイド後がややアグレッシブなので,いっそのこと《丸砥石/Grindstone》を使ったマイティ・クイーンにしてはどうか?
- A.2 その発想はなかった。頭の片隅に置いて検討してみる。
- Q.3 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》があるので,《大変動/Cataclysm》や《ハルマゲドン/Armageddon》などはどうか?
- A.3 こちらも土地が必要なので,《大変動/Cataclysm》は使いどころが難しい。《大変動/Cataclysm》のつもりで,サイドに《煙突/Smokestack》を採用している。《ハルマゲドン/Armageddon》はこちらの優勢時にしか役に立たないので,使うなら《カタストロフィ/Catastrophe》と考えている。
- Q.4 《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》は採用していないのか?
- A.4 3マナ域にプレインズウォーカーを多めに採用しているため,採用していない。
結果
結局,1-2だった。1勝はできるようになったが,やはり環境トップメタの奇跡やグリクシスコントロールに勝てない。
サイドボードの完成度は徐々に上がってきたので,サイドイン・サイドアウトとプレイングに磨きをかけていきたい。
今回の大会の教訓は以下4点だ。
- レベルクリーチャーがいるならば,手札の土地はすぐに出す。
- グリクシスコントロールのタイプを判断する。特に,目くらましが入っているか,クリーチャーが多めの構成なのかどうかは重要。
- 奇跡相手は相手のPWを牽制するために,レベルクリーチャーではなく石鍛冶を優先。
- サイド後は悟りの教示者3枚は絶対入れる。時間を稼ぐ。
特に,グリクシスコントロールにバリエーションがあることに気づくことができたのは大きかった。今後はより一層注意して戦いに臨みたい。
その他,デッキ改良の案として,以下をぼんやり考えている。
- Out: 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》1,《ルーンの母/Mother of Runes》1,《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》2
- In: 《埋没した廃墟/Buried Ruin》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1,《忘却石/Oblivion Stone》1,《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》1
サイド後の動きを強くするため,メインの《埋没した廃墟/Buried Ruin》を増やして,メインの《埋没した廃墟/Buried Ruin》を強くするために,《忘却石/Oblivion Stone》と《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》をメインから採用するという内容だ。
この構成だと,ピンチのときも有利なときもなんとかできそうではあるが,はたしてどうなるか?《忘却石/Oblivion Stone》は《忘却の輪/Oblivion Ring》と相性が悪いので,《議会の採決/Council's Judgment》も本格的に集める必要がある。
次回の大会は11/30 Friの予定だ。
コメント
グリコンとグリデルの区別もついてないとか…
そんなんでローグデッキで勝とうなんて、考えが甘すぎるんじゃないですか?もう少し環境やデッキに関する理解を深めましょう。
コメントありがとうございます。
はい。同じ色で似たようなカードを使っていたので,当時はグリコンとグリデルの違いがいまいちよくわかっていませんでした。
この大会参加時は,そもそもグリクシス・デルバーというデッキタイプの存在を知りませんでした。記事に書いた通り,ビートよりのグリクシス・コントロールか,コントロールよりのグリクシス・コントロールがあるのだと思っていました。
6年のブランクがあり,がらりと変わった環境で,いろいろ刺激を受けて勉強になりました。
[…] 2018-11-24に1枚300円で購入したっきりの2枚目の購入となった。 […]