概要
- イベント名: Let’s 5 レガシーDX
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/?shop=1&date=201909
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-09-14 Sat 12:00
- 結果: 1-4 (不戦敗1)
17 Tueから20 Friに有休消化の残りをあてて10連休を作った。定期券の区間変更をするため,新宿駅まで出向く必要があったので,退職前の最後に大会に参加することにした。
休日の昼間の大会参加は初めてだった。午前中に定期券の区間変更を行った。新デッキの調整はまだまだ不十分で,勝ちきれる自信もなかったので,2回戦目からの途中参加した。これで参加費が1000円から500円に割引になった。ただし,参加賞の100円商品券はもらえなかった。
平日レガシーや休日レガシーでは途中参加でももらえたので,忘れられたのかもしれない。いえばよかったか。
購入
商品券がもらえたら何か買うつもりだったのだけど,もらえなかったので購入を控えた。
《水蓮の花びら/Lotus Petal》,《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》,《安らかなる眠り/Rest in Peace》あたりがほしかったのだけど,また今度にする。
デッキ
2019-08-02 Friで初使用となった白エルドラージをこの1か月であれこれ考えて改良した。
デッキ名/Deck Name: 白エルドラージ/White Eldrazi デッキ製作者/Deck Designer: 妹尾 賢/SENOO, Ken バージョン/Version: 1.0.0 60 メインデッキ/Main Deck 26 土地/Land 08 《平地/Plains》 04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》 04 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》 04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》 04 《無声開拓地/Silent Clearing》 01 《古えの居住地/Ancient Den》 01 《カラカス/Karakas》 19 クリーチャー/Creature 01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 04 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》 03 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》 01 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 01 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》 04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》 15 その他/Other 01 《虚空の杯/Chalice of the Void》 03 《水蓮の花びら/Lotus Petal》 03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》 01 《忘却の輪/Oblivion Ring》 04 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》 01 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 01 《殴打頭蓋/Batterskull》 15 サイドボード/Sideboard 01 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 01 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》 01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》 01 《真髄の針/Pithing Needle》 01 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 01 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 01 《忘却石/Oblivion Stone》 01 《忘却の輪/Oblivion Ring》 01 《謙虚/Humility》 01 《弱者の石/Meekstone》 01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》 01 《減衰球/Damping Sphere》 01 《絵描きの召使い/Painter's Servant》 01 《丸砥石/Grindstone》 01 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用し,デッキ内容が変わった。
以下のカードを辞退した。
- 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
- 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
- 《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
- 《爆発域/Blast Zone》
- 《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
- 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》
- 《斑岩の節/Porphyry Nodes》
- 《探検の地図/Expedition Map》
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
- 《謙虚/Humility》
- 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
以下のカードを採用した。
- 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
- 《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
その他に,《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》,《水蓮の花びら/Lotus Petal》などの枚数を増加した。
冷静になって考えると,《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》のコンボは,環境トップメタの《レンと六番/Wrenn and Six》を採用したティムールデルバー系デッキには全く効果がない。
そのため,これらのカードをやめて,より決定的な《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を採用した。これに合わせて,土地基盤も見直し,《水晶鉱脈/Crystal Vein》を4枚採用して,2-3ターン目に《難題の予見者/Thought-Knot Seer》や《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開できるようにした。
サイドボードは,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を念頭においた構成にした。
以下のカードを辞退した。
- 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
- 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
- 《石のような静寂/Stony Silence》
- 《浄化の印章/Seal of Cleansing》
- 《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》
- 《秘教の十字軍/Mystic Crusader》
- 《封じ込める僧侶/Containment Priest》
以下のカードを採用した。
- 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
- 《忘却石/Oblivion Stone》
- 《謙虚/Humility》
- 《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
- 《丸砥石/Grindstone》
- 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》は高額カードで,まだ入手できていないので,丸砥石コンボを搭載した。《安らかなる眠り/Rest in Peace》+《Helm of Obedience》のヘルムピースコンボも考えたのだが,メインのビートダウンの動きが不安定になりそうだったので,こちらは見送った。
今日の大会で《レンと六番/Wrenn and Six》にわからされたことをふまえると,メインから墓地対策のできるこれもありのように感じた。
パワーカードとして,《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》も考えたのだが,応用が効き,ビート以外でも勝利できる《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を優先した。
新規カードを採用したため,デッキのバージョンを0.0.0から1.0.0にメジャーアップデートとした。
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》や《水蓮の花びら/Lotus Petal》の4枚目が欠如しており,完全ではないものの,悪くないデッキだと少しは自信があった。
試合
休みの昼間ということで,レガシー以外にもスタン・モダン・ヴィンテージと各種大会が開催されており,賑わっていた。
第1試合: 不戦敗
この時間に定期券の区間変更を行い,参加費を割り引いた。
自分の調査では,定期券は基本的に区間変更で延長していくのが払戻金額が多くなってお得だと結論づいている。
第2試合: ××ティムールデルバー
噂の《レンと六番/Wrenn and Six》採用デッキだった。
ゲームの展開としては,2戦とも《不毛の大地/Wasteland》+《レンと六番/Wrenn and Six》の不毛嵌めをくらい,こちらの土地が延びず,その間に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を展開されてしまい,殴り負ける。
《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開しても,3/4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》1-2体+《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》と睨み合いになり,その間に《レンと六番/Wrenn and Six》でアドバンテージを広げられてしまった。
《水晶鉱脈/Crystal Vein》を生け贄に捧げて,《目くらまし/Daze》をケアしながら《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開できる場面もあった。土地を失い後続を展開できない不安があったため,結局しなかったのだが,ここはいちかばちかやるべきだったのかもしれない。
ほとんどこちらのやりたい動きが取れず,完敗だった。今まで不毛はめする側だったので,不毛はめされる初体験だった。
《レンと六番/Wrenn and Six》の洗礼を受けた試合となった。対策案を練らなければ,勝利は難しいように感じた。
第3試合: ○××白ウィニー
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は不採用で,《戦隊の鷹/Squadron Hawk》,《美徳の力/Force of Virtue》などを採用したデッキだった。
1戦目は,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から丸砥石コンボを決めて勝利した。
2戦目は,《ルーンの与え手/Giver of Runes》の対応に手こずり,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を間違えてしまい,ビート負けする。
序盤の3-4ターン目に《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》を展開されていた状態で,《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を展開した。序盤なので土地破壊しようと《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》をサーチしたのだが,これがまずかった。《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》の2回の攻撃で《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を落とさせてしまい,土地を1枚だけしか破壊できなかった。
ここは素直に,後のことを考えて《忘却石/Oblivion Stone》や隣の《ルーンの与え手/Giver of Runes》を止めるために《真髄の針/Pithing Needle》,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》あたりをサーチすべきだった。クリーチャーを展開されている状態での《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》の使い方を誤ってしまった。
3戦目は十手ゲーを狙いに行くも,《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》+《美徳の力/Force of Virtue》でこちらの《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》持ちの《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を討ち取られてしまい,そこから《美徳の力/Force of Virtue》+《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の連打を受ける。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》+《罠の橋/Ensnaring Bridge》で耐えるも,破壊されて負ける。
こちらのプレイミスが響いた試合だった。サイドボードの入れ替えや組み方もダメダメだったかもしれない。
試合とは別で,白ウィニーとして面白いデッキだなと思った。
第4試合: ○○オムニスニーク
《全知/Omniscience》入りの《騙し討ち/Sneak Attack》デッキだった。あまりレガシーに慣れていないような感じで,プレイが気になった。
1戦目は,1-2ターン目に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》を展開すると,《意志の力/Force of Will》で打ち消される。その後,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》を展開すると,これが通ったので,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチする。返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開され,こちらは《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》を展開し,X=3を選択した。相手は《全知/Omniscience》を展開していたが,これが響いたようで,その後呪文を展開されずに勝利できた。
2戦目は2マリガンから《忘却の輪/Oblivion Ring》2枚の手札をキープした。案の定3-4ターン目に《実物提示教育/Show and Tell》から《全知/Omniscience》を展開するも,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせることで,対応できその後相手の動きがなく勝利できた。
1戦目メインで勝利できたのは運がよかった。また,2戦目も《忘却の輪/Oblivion Ring》だけで対応できてよかった。《忘却の輪/Oblivion Ring》の誘発型能力に対応して即死コンボを決められることがあるため,これだけだと若干不安だったのが,運がよかった。
第5試合: ×○×オムニスニーク
4試合目と引き続き,オムニスニークだった。
1戦目は,こちらの動きとしてはそんなに悪くなかった。しかし,《実物提示教育/Show and Tell》+《全知/Omniscience》+《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》+《グリセルブランド/Griselbrand》を展開され,3キルされる。オムニスニーク相手のメインはこれが普通であって,メインで勝てるのは運が良いと思ったほうがいいだろう。
2戦目は,2ターン目《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の動きをする。これに対して相手は《渦まく知識/Brainstorm》でカードを退避される。その後お互い特に動きがなく《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が5回攻撃して終了した。お互いマナフラッド気味だった。
3戦目は,2マリガンで《忘却の輪/Oblivion Ring》と《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のハンドをキープした。2-3ターン目に《護衛募集員/Recruiter of the Guard》から《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をサーチし,《実物提示教育/Show and Tell》に備える。案の定,返しのターンで《実物提示教育/Show and Tell》を展開されたので,《忘却の輪/Oblivion Ring》を合わせるも,そこから《狡猾な願い/Cunning Wish》から《蟻の解き放ち/Release the Ants》で即死だった。
試合後,《実物提示教育/Show and Tell》に《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》をあわせたらどうするつもりだったか聞くと,手札に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《グリセルブランド/Griselbrand》があったので,対応できたとのことだった。テンパイハンドだった。
結果
結果は1-4だった。けっこう自信のあるデッキだっただけに残念だった。
特に初戦のティムールデルバーにこてんぱんに負かされたのがショックだった。対策を練らないと絶対勝てないだろうと思った。
まず,《カラカス/Karakas》は《平地/Plains》に変えようと思う。《不毛の大地/Wasteland》へ耐性を付けたほうがよいだろう。
エンチャント・アーティファクトは,色的に相手は破壊しやすく,クリーチャーもタフネス3以下は《稲妻/Lightning Bolt》で破壊されるので対策は頭を悩ます。
プロテクション赤で飛行を持つ,装備リベリオンで使っていた《熱風の滑空者/Thermal Glider》もありだろうか?
その他,スロットを取る《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を辞めて,ヘルムピースを採用するのもありかもしれない。
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から,《レンと六番/Wrenn and Six》に効くカードを考える必要がありそうだ。
この大会を通して,サイドボードの入れ替えがせいぜ2-3枚程度であり,うまくサイドボードを活用できていないように感じた。《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》の場面ごとのサーチ対象を含め,練り込みがまだまだ足りなく感じた。
《レンと六番/Wrenn and Six》の対策を考えながら,またタイミングを見て大会に参加していきたい。
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