概要
2020-01-01 Wedにメルカリで《虚空の杯/Chalice of the Void》のミラディンのイタリア語版を4888円で購入した。
丁度,カードボックス高槻店の新春デュアラン争奪レガシーで惨敗した晩に,メルカリで《虚空の杯/Chalice of the Void》を探していて見つけた。
ヘビープレイドで状態は悪いのだが,値段が4888円と相場最安以下だったので思わず購入した。丁度,お正月に5 %のポイントバックのクーポンが配布されており,2020-01-31 Friまでのメルペイスマート払いで3 %ポイント還元も活用してうまく購入できた。
個人間取引で心配だったので,念のためライトチェックと重さチェックを実施した。
これで3枚目の《虚空の杯/Chalice of the Void》を入手できた。
効果
《虚空の杯/Chalice of the Void》の効果は以下の通りだ。
Chalice of the Void / 虚空の杯 (X)(X) アーティファクト 虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。 プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
特定のマナコストの呪文を永続的に打ち消すことができる。低マナ域に優良カードがひしめくエターナル環境では,ストンピィデッキにおいて必須の1枚だ。
基本的にはX=1で設置し,場合によってはX=2やX=0で設置する。《魂の洞窟/Cavern of Souls》や《突然の衰微/Abrupt Decay》のように打ち消されない呪文には効果がないので注意が必要だ。
日本語の読みがなは「こくうのさかずき」であり,「こくうのはい」ではないことに注意が必要だ。最近までずっと「こくうのはい」と呼んでしまっていた。
従来の白ウィニーでは,自分も1マナのクリーチャーや《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を使う都合,採用されることはあまりなかった。2マナランドや《金属モックス/Chrome Mox》・《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》を採用するエンジェル・ストンピィや白スタックス,白エルドラージなどで採用されるカードだった。
しかし,今のレガシー環境で白ウィニーが生き残るにはこのカードが必要だと感じる。理由は,《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》と《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》だ。
共に使い終わった1マナの除去である《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《稲妻/Lightning Bolt》や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》を連発してくる。そして,共に1マナのドロー呪文である《渦まく知識/Brainstorm》や《思案/Ponder》も連発してきて,ゲームが長引けば長引くほど除去を連発される可能性が高くなる。
1ゲームで5-6発の除去を打たれることを覚悟する必要があり,プロテクションなどの除去耐性やアドバンテージを稼ぐ手段がなければ,戦場にクリーチャーを留めるのが難しい。
墓地対策などいくつか対策はあるが,これらのデッキはデッキの大半を1マナの呪文で構成されているので,単純に《虚空の杯/Chalice of the Void》で1マナの呪文を禁止するのが手っ取り早い。
実際,《虚空の杯/Chalice of the Void》を出しただけで勝てるゲームもあるくらいだ。1-2ターン目に展開するのはもちろん強いが,中盤以降に引いてもそれ以降のドロー呪文と除去を封じ込められるので悪くない。
《虚空の杯/Chalice of the Void》を使うためにデッキ構成を変更する価値は十分あるだろう。
結論
念願の3枚目の《虚空の杯/Chalice of the Void》を入手できた。エターナル環境で単色ビートデッキを組む上で年々価値の高まってきているカードだ。
中盤以降に出しても悪くないとはいえ,やはり序盤の1-2ターン目に設置したい。それには,デッキへの採用枚数を増やして,初手に引く確率を高めることが大事だ。残り1枚の4枚目も入手してデッキに採用したい。
コメント