先週末は余裕がなかったので参加しなかった。今週は予定が片付いたので参加した。
前回,前々回に購入したカードを試す大会となった。
概要
- イベント名: 平日レガシー
- URL: https://event.hareruyamtg.com/ja/events/11/20190125/
- 主催者: 晴れる屋トーナメントセンター
- 開催地: 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 3-12-2 OCビル 2F
- 開催日時: 2019-01-11 Fri 19:00
- 参加費: 300円
- 結果: 1-2 (内不戦敗1)
デッキ
デッキリスト
デッキ名: 装備リベリオン バージョン: 1.0.0 60 メインボード 24 土地 6 《平地/Plains》 4 《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》 4 《不毛の大地/Wasteland》 4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》 4 《埋没した廃墟/Buried Ruin》 1 《カラカス/Karakas》 1 《古えの居住地/Ancient Den》 19 クリーチャー 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 1 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》 4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 2 《果敢な隼/Defiant Falcon》 2 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》 1 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》 1 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 1 《熱風の操縦者/Thermal Navigator》 1 《鏡の精体/Mirror Entity》 3 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 18 その他 1 《虚空の杯/Chalice of the Void》 2 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 3 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 3 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 1 《静寂の捕縛/Bound in Silence》 1 《忘却石/Oblivion Stone》 1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 1 《謙虚/Humility》 1 《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》 1 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》 1 《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》 1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》 1 《殴打頭蓋/Batterskull》 15 サイドボード 1 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 2 《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》 1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》 1 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 1 《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》 1 《真髄の針/Pithing Needle》 1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 2 《呪われた巻物/Cursed Scroll》 2 《忘却の輪/Oblivion Ring》 1 《無のロッド/Null Rod》 1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》 1 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
コメント
今回のデッキから,バージョン番号を付けることにした。番号の付け方は後日説明する予定だ。
メインボードの変更点は以下の通りだ。
- Out: 《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》4,《歩行バリスタ/Walking Ballista》1,《ヴェク追われの盲信者/Zealot il-Vec》1
- In: 《古えの墳墓/Ancient Tomb》4,《虚空の杯/Chalice of the Void》1,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1
サイドボードの変更点は以下の通りだ。
- Out: 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》1
- In: 《歩行バリスタ/Walking Ballista》1
2マナランドの《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用した。メインから《虚空の杯/Chalice of the Void》を採用することで,奇跡やグリクシス・コントロールなど1マナカードを大量に使用する相手への効果を期待して,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》も1枚増量した。
前回,前々回の記事でいろいろカードを購入したことを報告した。しかし,採用したのは結局《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《虚空の杯/Chalice of the Void》だけだ。特に,《Jeweled Amulet》や《ヘリオッドの巡礼者/Heliod's Pilgrim》+《天使の運命/Angelic Destiny》を採用しなかったことは,購入費用も考えてダメージがあったので説明する。
《Jeweled Amulet》はマナ加速として期待していた。試しにデッキに混ぜて動きをみたところ残念ながら弱かった。《水晶鉱脈/Crystal Vein》などの土地のほうが嬉しい場面が多かった。
《Jeweled Amulet》が強い場面は土地を出しながら,さらにマナを出すときだけだ。このカード自体は,使用にマナが必要なので,《金属モックス/Chrome Mox》などとことなり,土地としてカウントできない。そして,安定して強いカードを使えない。一時的にでも1マナ多く出して,マナコストの高いカードを展開できれば強い。しかし,今のデッキだと,装備品にしてもレベルクリーチャーにしてもその後も継続的にマナが必要なカードばかりなので,使いにくかった。
《ヘリオッドの巡礼者/Heliod's Pilgrim》+《天使の運命/Angelic Destiny》に関しては,マナコストの重さ,単独でオーラを引いた場合のリスクなどを考えると元が取れないと感じた。オーラを安定的に活用するならば,クリーチャーも相当枚数必要になる。しかし,スペースがとれないため断念した。
購入
今回は晴れる屋TCの100円商品券を使い以下のカードを購入した。
- 4枚40円: 《修復専門家/Restoration Specialist》
- 2枚60円: 《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》でのサーチ先カードを検討していた。その中で,《修復専門家/Restoration Specialist》を見つけた。アーティファクトとエンチャントの両方を回収でき,アドバンテージを取れる可能性があり,間違いなく強い。白単色の軽量クリーチャーには,アーティファクト回収の《宝捜し/Treasure Hunter》やエンチャント回収の《オーラ術師/Auramancer》がいた。しかし,アーティファクトとエンチャントの両方を回収できるクリーチャーは存在しなかった。タイミングが悪くて,トーナメントで活躍できなかったのだろうが,1枚10円は安すぎる。いい買い物だった。
《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》はループジャンクションのパーツとして購入した。6年間MTGから離れている間に,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》の他にループジャンクションと相性の良いカードがいくつか登場していた。《古えの墳墓/Ancient Tomb》を購入したので,白単のコンボデッキの可能性を探るのも悪くないと感じ,ループジャンクションのパーツを集め始めた。
試合
第1試合: 不戦敗
いつもならどこかで延長ターンに入っているのだが,今回は比較的早く終わった。
第2試合: ×○○青黒赤スタイフルノート
試合が終わるまでグリクシス・デルバーかと思ったが,スタイフルノートだった。
1ゲーム目は,《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》で殴りきられて速攻で敗北した。
2ゲーム目は,2ターン目に初手に持っていた《虚空の杯/Chalice of the Void》の設置に成功。相手の動きが鈍くなり,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》で勝利。《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》を設置され,手札にレベルクリーチャーが腐ってしまった。続いて,《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を出されるが,こちらの《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の直後だったので危なかった。
3ゲーム目も,《虚空の杯/Chalice of the Void》を4-5ターン目に設置成功。その後,《謙虚/Humility》を設置し中期線になる。 最終的に,《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》+《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》 (1/1) で勝利した。
試合中はスタイフルノートの動きが一切見えなかった。試合後にデッキ名をグリクシス・デルバーかと確認したら,スタイフルノートだと教えてもらえた。《虚空の杯/Chalice of the Void》が見事に刺さり,身動きが取れなかったようだ。
マリガンしたのもあるが,メインボードに1枚だけ採用した《虚空の杯/Chalice of the Void》を2ゲーム初手に持っていたのが強かった。メイン《虚空の杯/Chalice of the Void》はありだ。
第3試合: ○××青赤デルバー
奇跡で5点与える火力や《稲妻の連鎖/Chain Lightning》など,火力が多めの構成だった。
1ゲーム目は,こちら先手で1マリガン。相手ダブルマリガン。1ターン目《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》,2ターン目《古えの墳墓/Ancient Tomb》からリベリオンの構えの動きができた。相手が1ターン目に出した《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》や火力で残りライフ3まで詰められるも,なんとか殴り切る。
2ゲーム目は,こちらの動き方にミスがあった。初手が《静寂の捕縛/Bound in Silence》,《歩行バリスタ/Walking Ballista》,《謙虚/Humility》,《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》など。除去多めだからいけるかと思ってキープ。相手の《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》に対する除去のタイミングを見誤った。
《目くらまし/Daze》や《呪文貫き/Spell Pierce》を必要以上に警戒しすぎて,失敗した。
特に,《歩行バリスタ/Walking Ballista》の展開はミスだった。《目くらまし/Daze》ケアで5マナまで待ってから展開しようと考えていたのが失敗だった。3マナの状態で,X=1で唱え,4マナで能力を起動してカウンターを載せて除去するプランでいけばよかった。他にも手札に《静寂の捕縛/Bound in Silence》が控えていたのだから,相手に火力使わせるべきだった。ここは失敗だった。
また,途中で《呪われた巻物/Cursed Scroll》を引いていた。これを《呪文貫き/Spell Pierce》をケアして,温存したのが失敗だった。《呪われた巻物/Cursed Scroll》は手札を消耗しないと機能しないので,ここは《静寂の捕縛/Bound in Silence》を通すため,《呪文貫き/Spell Pierce》の囮にすべきだった。
3ゲーム目は,やや接戦になったものの《古えの墳墓/Ancient Tomb》でライフを消耗し,負けた。2ターン目に《古えの墳墓/Ancient Tomb》を使い,《目くらまし/Daze》ケアで唱えた《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》を《意志の力/Force of Will》で打ち消されたのが痛かった。
その他,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で失敗した。こちら《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》を出しており,相手が《不毛の大地/Wasteland》を構えていた。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で積み込んでも,《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》を破壊されてシャッフルすることになると思い,断念した。これが間違いだった。
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》で平地を戦場に出すのは,任意である。平地を探さなければ,シャッフルする必要はなかった。これは完全に見落としていた。今回の一番の反省点だった。
結果
今回の成績は1-2 (不戦敗1) となった。新年に入ってようやく初勝利できた。
採用した《虚空の杯/Chalice of the Void》と《古えの墳墓/Ancient Tomb》は早速成果を上げてくれた。
特に,《虚空の杯/Chalice of the Void》は感触が良かった。3戦目の青赤デルバー相手には出す暇がなかったが,出せればかなり有利にこちらは進められる。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》も,レベルクリーチャーの能力がまだ起動できないだろうと相手が油断している不意をつくことができてよかった。ただし,2点のダメージがデルバー系相手だと痛い。《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》を併用するのは無理があるかもしれない。何かエンチャントかアーティファクトでライフゲインできるカードがあれば,そちらへの差し替えを検討したほうがいいと感じた。サイドボードに《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》や《独房監禁/Solitary Confinement》もいいかもしれない。
もう少し使い込んでみる。
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