#mtgjp 大会報告 2019-04-05 Fri 20:00 晴れる屋TCレガシー | 安定4ターンキルを目指した白の新デッキ「厳粛∞」誕生!

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概要

今回の大会が新デッキの初陣となった。

購入

大会参加直前に,ゲームショップとどで新デッキに必要な以下のカードを追加で購入した。

  • 3枚855円: 《探検の地図/Expedition Map》
  • 1枚124円: 《幽霊街/Ghost Quarter》

ゲームショップとどは現在開店2週年でシングルカードが5 %オフになっていたのでお得だった。

デッキに1枚しか存在しない《暗黒の深部/Dark Depths》のサーチに,やはり《探検の地図/Expedition Map》は4枚必要だと判断した。《幽霊街/Ghost Quarter》は相手の《演劇の舞台/Thespian's Stage》を確実に破壊するために採用した。《演劇の舞台/Thespian's Stage》で基本土地にコピーされると《不毛の大地/Wasteland》で破壊できなくなるためだ。

その後,晴れる屋TCで参加賞の商品券を使い以下のカードを購入した。

  • 1枚180円: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
  • 1枚020円: 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》

《狂気の祭壇/Altar of Dementia》は4枚目の予備として購入した。《療治の侍臣/Vizier of Remedies》は無限頑強のオプションパーツとして購入した。

デッキ

今回は新デッキで大会に参加した。デッキ名は厳粛∞ (ゲンシュクエイト) だ。

デッキ名: 厳粛∞
バージョン: 0.0.0
60 メインデッキ
30 土地
05 《平地/Plains》
04 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
04 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
04 《演劇の舞台/Thespian's Stage》
02 《不毛の大地/Wasteland》
01 《幽霊街/Ghost Quarter》
01 《暗黒の深部/Dark Depths》
01 《古えの居住地/Ancient Den》
01 《カラカス/Karakas》
01 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
01 《絡みつく砂丘/Grasping Dunes》
01 《石化した原野/Petrified Field》

14 クリーチャー
04 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
04 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
02 《金属ミミック/Metallic Mimic》
04 《護衛募集員/Recruiter of the Guard》

16 その他
04 《探検の地図/Expedition Map》
03 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
03 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
01 《爆破基地/Blasting Station》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
04 《厳粛/Solemnity》

15 サイドボード
02 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
02 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
01 《真髄の針/Pithing Needle》
01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
01 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
03 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
02 《忘却の輪/Oblivion Ring》
01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
01 《弱者の石/Meekstone》
01 《罠の橋/Ensnaring Bridge》

新デッキを使った最初の大会なので,基本事項を解説する。

このデッキは,《暗黒の深部/Dark Depths》と無限頑強のハイブリッドコンボデッキだ。

《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボは,《演劇の舞台/Thespian's Stage》か《厳粛/Solemnity》の2枚の組み合わせにより,氷雪カウンターを踏み倒してマリットレイジトークンを高速で展開する。

  • 《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian's Stage》
  • 《暗黒の深部/Dark Depths》+《厳粛/Solemnity》

無限頑強のコンボは,頑強持ちクリーチャー+カウンター処理+サクリ台の以下の3種類のカードを使ったコンボにより,ライブラリーアウトか無限ダメージを狙う。

  • 頑強: 《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》
  • カウンター処理: 《厳粛/Solemnity》,《金属ミミック/Metallic Mimic》
  • サクリ台: 《狂気の祭壇/Altar of Dementia》,《爆破基地/Blasting Station》

デッキ名の「厳粛∞ (ゲンシュクエイト)」は,両方のコンボに共通するキーパーツである《厳粛/Solemnity》と,《暗黒の深部/Dark Depths》のイニシャルDDが無限頑強の無限 (∞) に見た目が似ていることから選んだ。読みのエイトはジャニーズのグループの関ジャニ∞がそう呼ぶことを真似した。

《暗黒の深部/Dark Depths》か無限頑強を達成するために,《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》,《探検の地図/Expedition Map》,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》,《護衛募集員/Recruiter of the Guard》などのサーチカードをありったけ詰め込んでいる。

最速3ターンキル,安定4ターンキルを目指したコンボデッキだ。コンボデッキ自体を大会で使うのは初めてだ。サイドボードや詳細はまだまだ不十分なので,今後詰めていく。

試合

第1試合: 不戦敗

大会参加前に,《探検の地図/Expedition Map》と《幽霊街/Ghost Quarter》を購入し,デッキに採用できた。

その他,《外科的摘出/Surgical Extraction》の買い取りをバトロコ高田馬場でやりたかったのだが,時間が間に合わなさそうだったので見送った。

第2試合: ○××赤単プリズン

新デッキの初陣は赤単プリズンだった。

1ゲーム目は,後手3マリガンから無限頑強を5ターン目に決め,鮮やかに勝利した。初めてのコンボ達成でかなり緊張した試合だった。

2ゲーム目は,相手の動きが芳しくなかったので,念のため《悟りの教示者/Enlightened Tutor》で《漸増爆弾/Ratchet Bomb》をサーチして設置。その後,《厳粛/Solemnity》を設置して次のターンでコンボを決めるところで,《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》で手札の《狂気の祭壇/Altar of Dementia》を止められる。ここで,《漸増爆弾/Ratchet Bomb》のカウンターを2個にして置いておけば,問題なかったのだが,《虚空の杯/Chalice of the Void》を警戒して,カウンターを載せないというミスプレイをしでかす。その後,《血染めの太陽/Blood Sun》も出され,《暗黒の深部/Dark Depths》のコンボも防がれてしまい敗北する。サイドボードに効果的なカードを採用できていなかったのが敗因だった。

3ゲーム目は,こちらは後手を取った。《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》や《悟りの教示者/Enlightened Tutor》があるので,後手のほうが有利ではないかという仮説を今回の大会で試すためだ。しかし,このゲームはこの選択が裏目に出た。相手1ターン目から3ターン目にかけてゴブリンを大量展開され,ビートで3ターンキルされた。

1ゲーム目に,華麗にコンボを決めれてのは最高によかった。しかし,2ゲーム目のプレイミスは痛かった。デッキの習熟度,サイドの練り込みの浅さを思い知らされる試合だった。

第3試合: ○××黒緑ダークデプス

ミラーマッチだった。ダークデプスは対戦するのが初めてだった。

1ゲーム目は,お互い《暗黒の深部/Dark Depths》からマリットレイジトークンを出す展開になる。相手が破壊不能が戦闘やダメージでは破壊されると誤解しており,攻撃してきたため,返しに攻撃できて勝利した。

2ゲーム目は,相手2マリガンだったが,《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を2回展開され,無限頑強の揃ったハンドが崩される。苦し紛れに展開した《厳粛/Solemnity》を利用され,相手に《輪作/Crop Rotation》経由で《暗黒の深部/Dark Depths》を出され敗北した。相手にも効果があることを完全に失念していた。

3ゲーム目は,相手に1ターン目に《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》を打たれ,手札の土地2枚が落ち,完全にゲームプランを崩される。延長ターンまでいくも,上当たりだったのもあり勝てる気がしなかったので投了した。

結果

新デッキでの初の大会は無念の0-3だった。第2試合の1ゲーム目でこちらの理想通りの動きができてとてもよかった。しかし,デッキの完成度の低さを痛感した。

まず,サイドボードがだめだった。せっかくメインに《護衛募集員/Recruiter of the Guard》があるのに,それを活かすカードを採用できていなかった。《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》や《平和の番人/Peacekeeper》など,サイド後にもっと採用できるカードがあった。

また,戦略として今回は自分から後手を選ぶというのを試した。これは《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》のシナジーや《悟りの教示者/Enlightened Tutor》による手札の消耗を軽減するためだった。結論からいうと,これはNGだった。

サイド後は相手も対策カードを入れてくるので,1ゲーム目よりも先手後手の影響が大きくなる。そのため,やはり先手を選ぶべきだった。代わりに,先手の場合は《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》を,後手の場合は《探検の地図/Expedition Map》を若干減らして対策カードの枠を作ればよかった。

無限頑強は墓地を使ったコンボのため,サイド後は墓地対策 (《外科的摘出/Surgical Extraction》) される。特に,《外科的摘出/Surgical Extraction》を《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》に受けると,無限頑強の達成が不可能になる。これを避けるためには,《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》と枚数をちらしたほうがよかった。

赤単プリズンの3ゲーム目のように,高速ビートにはやはり後手だと間に合わない。これに耐えるためにも,《Glacial Chasm》や《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》は必要だと感じた。優先的に集めたい。

残念ながら,試合に勝つことはできなかった。鮮やかに瞬殺できたので手応えはあった。今回の試合で課題が見つかったので,これを直して次回は勝てるようにする。

今後少なくとも半年は使い込む。デッキを使いこなせるように,精進していく。

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コメント

  1. […] 前回の大会では,特にサイドボードの練り込みが甘かった。そのため,それなりに改良を施した。 […]

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