概要
- イベント名: 新春デュアラン争奪レガシー!!!
- URL: http://www.cardbox.sc/shop/4161/blog?id=40501
- 主催者: カードボックス高槻店
- 開催地: 〒569-0802大阪府高槻市北園町19-12 切目ビル4F
- 開催日時: 2020-01-01 Wed 14:00
- 参加人数: 24
- 結果: 1-3 (1 Bye)
- 1R xx-: ジャンク・アブザン
- 2R xx-: テゼレット?
- 3R oxx: 土地単
- 4R —: Bye
前回の告知通り,2019-12-29 Sunから実家の大阪府高槻市に帰省している。2019年内は残務に従事しており,2020-01-01 Wedにカードボックス高槻店で新年のレガシー初めを行った。
カードボックス高槻店は上京して休止した2012年の後にできたお店で,初参加のお店だった。阪急高槻市駅のすぐ近くで立地がとてもいい。また,プレイスペースも広く,ドリンクバーも販売している。スタンダード以外にもいろんなフォーマットの大会も,晴れる屋にはかなわないが頻繁に開催されており,地元のとてもいいお店だった。
購入
参加費が1500円と高いのだが,商品券500円と15 %商品券,さらにドリンクバー無料もついてきた。
シングルカードを調べてみると,今特に欲しいカード群は売り切れだったり,値段が高かったりしたため,いつか買おうと思っていた以下のカードを購入した。
- 3枚150円: 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》
- 3枚150円: 《排斥/Cast Out》
- 1枚050円: 《調和のアルコン/Harmonious Archon》
- 1枚100円: 《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》
- 1枚050円: 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《賞罰の天使/Angel of Sanctions》,《調和のアルコン/Harmonious Archon》,《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》は白の重量級のフィニッシャーだ。特に,《賞罰の天使/Angel of Sanctions》は《忘却の輪/Oblivion Ring》を内蔵しており,いつでもチャンスがあると感じている。
デッキ
今回は《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンで挑んだ。前々から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は強く感じており,2ターン目の行動の強化として試した。
デッキ名/Deck Name リベリオン/Rebellion デッキ製作者/Deck Designer 妹尾 賢/SENOO, Ken バージョン/Version 7.0.0 日付/Date 2020-01-01 Wed 60 メインデッキ/Main Deck 25 土地/Land 04 《平地/Plains》 04 《古えの墳墓/Ancient Tomb》 04 《不毛の大地/Wasteland》 04 《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》 04 《爆発域/Blast Zone》 02 《無声開拓地/Silent Clearing》 02 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 01 《古えの居住地/Ancient Den》 21 クリーチャー/Creature 01 《レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant》 04 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 04 《レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant》 01 《果敢な隼/Defiant Falcon》 03 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》 01 《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》 02 《鏡の精体/Mirror Entity》 01 《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》 04 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》 14 その他/Other 02 《虚空の杯/Chalice of the Void》 04 《金属モックス/Chrome Mox》 01 《水蓮の花びら/Lotus Petal》 04 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》 01 《静寂の捕縛/Bound in Silence》 01 《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》 01 《殴打頭蓋/Batterskull》 15 サイドボード/Sideboard 02 《歩行バリスタ/Walking Ballista》 03 《議会の採決/Council's Judgment》 01 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》 01 《安らかなる眠り/Rest in Peace》 01 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 01 《無のロッド/Null Rod》 01 《減衰球/Damping Sphere》 01 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》 01 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 01 《謙虚/Humility》 01 《夜風の滑空者/Nightwind Glider》 01 《熱風の滑空者/Thermal Glider》
v6.0.0との主な変更点は以下となる。
- 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》+《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》の採用
- 《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》+《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》の辞退
- 《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を念頭においたサイドボードの見直し
初めてリベリオンに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を採用したので,バージョンをv6.0.0から7.0.0に更新した。
また,デッキ名も今までは装備リベリオンと呼んでいたが,リベリオンの単なるバリエーションなので,単にリベリオンと呼ぶことにした。
試合
14:00開始で参加費1500円で24名の参加だった。年末から休みなく元旦から始業しており,お店の人はたいへんだなと思ってしまった。
1R xx-: ジャンク・アブザン
1Gは相手が不明だったため,《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を展開するゲーム。相手は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を展開する。こちらも《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開し,《殴打頭蓋/Batterskull》同士で相打ちをとる。
その後に,相手は土地がやや詰まったからか《毒の濁流/Toxic Deluge》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を除去してきた。チャンスと思い,2ターン後にゲームを決めるつもりで手札のリクルーターを2体展開したのが失敗だった。返しに,《毒の濁流/Toxic Deluge》の2枚めで場を流され,その後は《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》,《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を展開されて負ける。
2Gは1マリガンで《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《難題の予見者/Thought-Knot Seer》の手札をキープ。1ターン目の後手に《思考囲い/Thoughtseize》で《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を手札破壊され,その後《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で粘るも,《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》で数を減らされ,その後《セヴィンの再利用/Sevinne’s Reclamation》で更に《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》を再利用されアドバンテージを広げられて負ける。
1Gの展開は素直にミスプレイだった可能性が高い。が,《虚空の杯/Chalice of the Void》が効かない相手に対して,レベルは除去に弱い割に,除去耐性もなく単純にカードパワーの不足を感じた。
2R xx-: テゼレット?
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》や《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》,《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を搭載したデッキだった。
1Gは後手2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《虚空の杯/Chalice of the Void》を探しに行くも,2ターンの間に《金のガチョウ/Gilded Goose》や《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》,《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》を一通り展開されており,《虚空の杯/Chalice of the Void》の展開が遅かった。その後に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を展開されて盤面を構築され,《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》だけでは対応できずに負ける。
2Gも2マリガンで《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を展開して展開された《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を《爆発域/Blast Zone》で《金のガチョウ/Gilded Goose》を除去しながら,戦闘で打ち取る。が,その後《基本に帰れ/Back to Basics》で土地を封じられてしまい,身動きが取れない間に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》が出てしまい,なすすべもなく負ける。
完全に完敗の試合だった。《虚空の杯/Chalice of the Void》の枚数不足がもろ影響の出た試合だった。
3R oxx: 土地単
初めての土地単との対戦だった。
1Gは先手で1ターン目《虚空の杯/Chalice of the Void》,2ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》+《殴打頭蓋/Batterskull》を展開すると,相手が早々に投了した。
2Gは相手のデッキが《不毛の大地/Wasteland》しか展開されず不明だった。こちらも相手が《不毛の大地/Wasteland》からスタートしたためこちらも《不毛の大地/Wasteland》で破壊するところから始める。が,これは囮だったようで,その後に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》が見えて,《罰する火/Punishing Fire》入りデッキと判明した。その後に,《壌土からの生命/Life from the Loam》も見えロームかな思う。その後,《罰する火/Punishing Fire》の対策カードが入っていないため,途中でこちらが投了した。
3Gは2マリガンから1ターン目《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の手札をキープして展開する。が,《輪作/Crop Rotation》から《イス卿の迷路/Maze of Ith》を出され時間を稼がれる。《悟りの教示者/Enlightened Tutor》から《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をサーチして,《不毛の大地/Wasteland》嵌めを狙うも,《古えの遺恨/Ancient Grudge》で《殴打頭蓋/Batterskull》ごと破壊されてしまう。その後,《暗黒の深部/Dark Depths》+《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を決められて負ける。
試合中は《暗黒の深部/Dark Depths》デッキかなと思ったのだが,4Rで他の人の対戦を見ていて,土地単だと初めて気付いた。
初見のデッキで戦い方がよくわかっていなかった。《虚空の杯/Chalice of the Void》X=2または《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》X=2が必要な試合だったか。
4R —: Bye
全敗者が他に1名いたのだが,ドロップしたせいでByeとなってしまった。
4Rで全勝者が1名になったため,4Rで終了となった。
結果
結果は1-3だった。1 Byeだったので,またしても全敗となってしまった。
今回の大会では《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試した。しかし,大会を通してリベリオンのカードパワーが相対的に弱いことを痛感することとなった。
結局,リクルーターが始動するのに4マナ必要で,ゲームを決めるためには2回は能力を起動する必要がある。言い換えれば,展開後2ターンは何もできないマグロ状態だ。しかも除去耐性が一切ないため,《罰する火/Punishing Fire》などの除去で簡単に処理されてしまう。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の返しでリクルーターを展開しても,3/3の鹿を止めることができず,そのままダメージレースで負ける。かいってゲームを決めるターンを早めようと大量展開すると全体除去の的になってしまう。
同じ4マナでもこれが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》などのプレインズウォーカーなら,1体の展開でも全体除去を回避しながら展開できた。悲しいことに,リクルーターを引いて弱いと感じる場面が多かった。
多様な相手の存在するエターナル環境ではサイドボードは重要なのだが,リベリオンはスロットが多く必要な都合,サイドチェンジがしにくくて困ってしまった。
正直なところ,今のカードパワーの高い環境でのリベリオンの立ち位置が厳しく感じてしまったので,しばらくはリベリオンを控えようと思う。
代わりに,エルドラージ・ホワイトの可能性をより探りたい。今回の大会でも,1Rのジャンク以外には《虚空の杯/Chalice of the Void》は有効だった。いっそのこと,《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》も4枚積み込んで,《虚空の杯/Chalice of the Void》12枚体制にしたほうが強いかもしれない。土地単相手にも《現実を砕くもの/Reality Smasher》は有効そうだ。
大会参加の前の晩で《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》対策として,《慈悲深きセラ/Serra the Benevolent》もありだなと感じた。4/4 飛行 警戒を展開できるならば,3/3の鹿とも勝負できる。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》のようなパワーカードが環境を支配するならばこちらもパワーカードで対抗せざるをえない。
昨年と同じく新年1発目の大会で全敗という幸先の悪いスタートとなった。が,《難題の予見者/Thought-Knot Seer》入りリベリオンを試して,いろいろとわかったのでよかった。今回の敗北を次の勝利につなげていきたい。
なお,今回の大会の合間や大会後に,共に参加していた地元の友人とフリープレイした。友人の使用デッキの奇跡・WUGは今回の大会の全勝デッキであり,正直勝てる気はしなかった。案の定,メインは負けたのだが,その後のサイド後の2戦ででなんと勝利できた。結局,《虚空の杯/Chalice of the Void》頼みの手札だったのだが,デッキの大半が1マナで構成されている奇跡にはやはりこれが効くようだ。
数少ない友人との1年ぶりのフリープレイで,新しい環境の話ができて,楽しい時間を過ごせた。本戦は惨敗だったが,フリープレイで楽しい時間を過ごせたのでいいMTG初めだった。
なお,当初は1/6 Monに東京に戻る予定だったが,1/2 Thuに大会がなく,実家にいても特にすることがないので,1/3 Friの早朝の新幹線で帰ることにした。1/3 Friの東京への離郷後そのまま晴れる屋TCの大会に直行するのもありかなとぼんやり考えている。
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[…] 2020-01-01 Wedに使ったきりの実に1年ぶりの更新となる。 […]